メガネ岩を過ぎるころから前方の木々の間に山頂が見えて来る。しかしこれがなかなか遠い、いっこうに近づいて来ない、そんな印象さえうける。登山道に積もった雪を踏みしめながら淡々と進んで行く。ツルシキミの蕾にカメラを向ける「雪をバックに・・・」などと言いながら~~~お花の時期ならあまり見むきもしないかもしれないが、さすがにこの時期になるとちょっとした花でもいとおしい。 |
![]() まだ遠い山頂 |
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ツルシキミ(おばさん撮影) |
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8合目を過ぎるとやっと山頂が目の前に見えてくる。「えっ、まだあんなに登るのかい?」そんな感じもするが、、、見た目よりは近い。「わぁ~~~見えてるぅ」おばさんが叫ぶ。ちょっと小高い地点には雪の上に足跡が残っていた、きっと先行していった人たちもここに立って叫んでいたに違いない。そう、今日の展望狙いはこれだった「雪化粧した羊蹄山!」それが青空の下に浮かぶ・・・ 「やったぞ!」私はカメラを構えた。 9合目からは~山頂に向かって一気に急斜面を登って行く。このコースでの一番きつい登りは最後に待ち構えているのだ。青空がぐんと近づいて来る。 |
![]() やっと山頂が目の前に・・・ |
![]() 羊蹄山 |
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途中にちょっとした岩場もあるが、慎重に登れば問題は無い。山頂まで標高差150m弱を一気に登って行く。展望が一気に開けて来る、、、なんと言っても羊蹄山、、、昆布岳から東に伸びる尾根の彼方にバランス良く浮かんでいた。「美しい~~」私は思わず叫んでいた。 |
![]() ちょっとした岩場を・・・ |
![]() もう一度・・・羊蹄山 |
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