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「咲き始めのチョウノスケソウ」、今回の狙いのひとつだった。登山道から遠く離れた場所に沢山咲いているのを見つけた、思いっきりズーム撮影、ふぅ〜〜〜っ、何とか撮影成功だ。足元にはまだ蕾を沢山つけて〜ちょっとだけ咲き始めたチョウノスケソウがあちことで見られた。小判のような葉がとっても可愛らしい。花期は短いし花も痛みやすいから、ピッタリと時期をあわせて狙う難しさはあるが、それだけに可愛い表情を見た時の嬉しさはたまらない。

チョウノスケソウ
チョウノスケソウ

チョウ2

チョウ3

前方に緑岳が見えてきた、ちょうどその輪郭だけを見せるかのように、白いガスが湧き上がる。コル(白雲岳避難小屋分岐)から板垣新道を下って行く。前週には咲き始めたばかりだったエゾノハクサンイチゲが見事に咲き揃う〜私はしゃがみ込みながらファインダーを覗き続けた。「お〜〜〜い」おばさんの声が聞こえた。

前方に緑岳
前方に緑岳が見えて

ホソバウルップ
ホソバウルップソウ

ホソバウルップ2

エゾノハクサンイチゲ1
エソノハクサンイチゲ

エゾノハクサンイチゲ2

おばさんは既に大雪渓に足を踏みいれようとしていた。前方には白雲岳が迫って見える、段々避難小屋が近づいて来る。11時15分、白雲岳避難小屋に到着だ。赤岳から小泉岳分岐までは大勢の人達で賑わっていた。小泉岳から南下するにつれて行き交う人達はぐんと少なくなった。避難小屋周辺も人影はまばら〜静かだった、ベンチに腰かけながらまだ半分ほど雪に覆われた野営地を見ていた・・・

白雲岳を見ながら
白雲岳を見ながら板垣新道を下る

避難小屋へ目指して
白雲岳避難小屋へ

避難小屋

野営地
野営地の半分ほどはまだ雪の下だった

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