2000年5月5日(金)子供の日。「我らのんびり登山隊」が1年ぶりにアポイ岳登山口
駐車場へ集結していました。精悍なメンバー6名に加えて、静内のOさんも同行し、総勢 7名の登山隊が結成されたのです。 午前7時アポイ岳新富林道を一路ピンネシリ登山口に向けて出発です。途中舗装が切れ ると、バキッボコッと車体がこする音が響きはじめました。おっさんは「あーーっ!!」とた め息をつきながらも、これから始まる山行に思いを馳せたのでした。 |
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7時45分ピンネシリ登山口出発です。 ゆっくりと登りはじめてまもなく、「ホソバエゾエンゴサク」が姿を現し、これは結構花が咲 いているのかな等と期待してしまいました。 しかし、登るにつれて残雪がルートを阻むよう になってきました。「うーーーん これは・・・・・・・」 時には足が「ズボーーー」と埋まり、時には「ズルーリ」と滑り、徐々に歩きづらくなってきま した。そして登山道はハイマツの中に隠れてしまいました。 |
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そこで835mピークを見ながら、雪面を直登することにしました。 先頭は「のんびり登山隊」 のNさんご主人です。キックを入れながら一歩一歩進みます。足元を踏みはずしてしまうと 滑り落ちてしまう恐れがあります。慎重に足元を確認しながら進みました。 では、ここで小休止。Nさんのリュックから「子供の日だから」ということで、手作りのベコモチ が配られました。「そっかーー子供の日かーー」などと、別に意識していない面々も、目の 前のベコモチ2個(一人当たり)を思わず口にほおばったのでした。「うっまーーーい」 |
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さて、その後も残雪急登、急斜面のトラバース、一歩間違えば!! つらい登りから稜線 へ出て、まだしっかりとした雪を踏みしめながら進みました。 そして目の前にピンネシリの山頂が見えてきたのです。 「まあゆっくり行こうじゃない」のんびり 登山隊のコンセプトに従い又休憩、そしてまたまたNさんのリュックから「子供の日だから」と 海苔巻がでてきました。 「いやーー、いっただきまーーっす」と食べていると、Kさんが「ダニよ ダニダニ」とつぶやきました。Kさんは驚かず慌てず、ビシバシと払いのけています。 で、で、おっさんとおばさんも「あっちゃーーーダニダニ!!」ついてるツイテル、ダニさんが、 丸いダニさんが。吸い付かれる前にしっかりと払いのけましょう。帽子をかぶりましょう。スパ ッツをつけましょう。白っぽい衣服で登りましょう。 |
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