お花散歩

やがて蛇紋岩崩壊地に出る。「これっ、すごく可愛い」おばさんは立ち止まって動かない。ミヤマアズマギクは結構あちこちで見うけるが、ここでは色合いが「とってもピンク!?」と言った印象である。淡い紫の花もあった。湿原の木道を進んで行く、しばらくはおだやかな散歩を楽しむことになる。

お花畑

アズマギク1

ミヤマアズマギク

アズマギク2

「ほらっ、ムシトリスミレよ、、、あっ、こっちにも〜〜〜ほらあそこに沢山!」。この花は2001年7月に登った時にも見ていた。しかし今回の方が圧倒的に多く咲いていたし、花も大きい!と言った印象を受けた。ムシトリスミレはスミレ科では無い、タヌキモ科に分類されている食虫植物だとの事だ(北海道 山の花図鑑 夕張山地・日高山脈:梅沢 俊)。そんな予備知識を持ちながら花々を見つめるのも、また楽しいものである。

「シロウマアサツキはまだ咲いていないね、、、」「あっ、これは一輪だけ咲きそうよっ」・・・ミヤマキンポウゲが咲き乱れ、チシマフウロがそよ風に揺れ、カラマツソウが咲く、まさに旬の彩りは美しい。トウゲブキやエゾウサギギク、ムカゴトラノオ、ミヤマオグルマも咲き始めていた。

ムシトリ1

ムシトリスミレ

ムシトリ2

チシマフウロ
チシマフウロ

カラマツソウ
カラマツソウ

ウサギギク
エゾウサギギク

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