1390mピークへ

1155m地点が近づくにつれて凍った雪面が広がり、ハイマツが顔を出し始める。段々風も強くなってきた。スキーを履いて登るのなら1155m地点の北側を巻いて行く方が良いのだろうが、アイゼンを着けて登って行くので直線的に進む。
9時55分、ハイマツを交わしながら1155m地点に立った。ちょっと風を避けながらザックを下ろし休憩する。目の前には1390mピーク(ニセピーク)へと続く大きな斜面が立ちはだかる。先行している人達の小さな姿が確認出来る。「まあ、急がないで行きましょう。ここまで来れば焦ることもない」

1155m地点への登り
1155m地点への登り


1390mピークへの斜面

いよいよ1390mピークへ向かって登り始めた。間もなく二人連れが下りて来る「こんにちわ〜〜」軽く会釈しながら通り抜ける、こんな時間に下りて来るのだからかなり早い時間から登ったのだろう。

どんどん傾斜が増して来る、一歩一歩慎重に歩を進める。「転倒しないようにね・・・」小さくジグを切りながら、、、横にハイマツを意識しながら、、、声をかけながら、、、登って行く。さすがに苦しくなってきて立ち止まる、、、俯く!!
男性グループが下りて来た、おばさんがお礼を言う「どうもありがとうございました」、声が風でかき消されて聞こえないらしい。「何??」というような表情に私は大声で「先行していただいて、どうもありがとうございました」と叫んだ。「いやぁ〜〜〜」「風が強いねぇ〜〜〜」「でもこれでも良い方だよきっと」、、、

ニセピークへの登り1
1390mピークへの辛い登りが続く

ニセピークへの登り2

確かに強い風が吹いていたが、この山としては良い方なのかもしれない。朽ちたハイマツの枝が頭を出す雪面を進んで行く、斜度も少し緩やかになり前方に1390mピークが見えて来る。「あそこに上がれば、一気に展望が開ける筈だっ」私はおばさんの後を追った。

もうすぐニセピーク
1390mピークへ向かって

一気に登る

スキーコーナーへ

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