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「この時季の樽前山ってどうなんだろうね」「コメバツガザクラが綺麗なんじゃない?」、2006年6月3日、私達は樽前山に向かった。7合目ヒュッテ前の駐車場に着くと、何ともうたくさんの車が止まっている。林道のゲートが開放されたのを待ちかねたように登る人々が多いのだろう。
今回はヒュッテ前の風不死岳登山道入口から入り、風不死岳登山口まで進む。その後少し戻って樽前山東山を目指し駐車場へ下りると言うコースを歩くことにした。

午前7時5分スタート、青空が広がり風も無い。林を抜けると目の前にはブルーの支笏湖、932m峰、風不死岳、そして外輪山北斜面が迫る。「スゴイ天気ねぇ、、、」おばさんの足取りは軽い。

支笏湖
支笏湖を見ながら

932m峰
前方には932m峰

風不死岳
前方に風不死岳

樽前山
外輪山の北斜面

なだらかな登山道を進んで行くと、岩れき、砂れきとなりペンキや踏み跡を確認しながら進んで行く。見通しの悪い時には注意が必要なところだ。大きな沢地形を越えてどんどん登って行くと、やがて樽前山から932mピークへと続く稜線へ向かうコースと風不死岳へ向かうコースの分岐となる。

分岐からは小さなアップダウンもあるが概ねなだらかな路だ。支笏湖を横目にしながらも目は足元のコメバツガザクラを追っている。8時10分、風不死岳登山口に到着した。

沢地形を進む
沢地形を越えて

登って
風不死岳への分岐に向かう

風不死岳登山口へ向かう
支笏湖を横目に風不死岳登山口へ向かう

風不死岳登山口
風不死岳登山口

まばゆいばかりの新緑に包まれた932m峰と奥には溶岩ドームが見えていた。ザックを下ろしてミネラル飲料を飲み小休止だ。「風不死岳はまだ花には早いだろうね、やっぱり今日はここまでだね」私達は予定通りのコースを進むことにした。

932m峰と溶岩ドーム
手前に932m峰、奥に溶岩ドームが見える(風不死岳登山口にて)

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