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竹山(940m)は貫気別山(ルスツリゾートスキー場の山)の南東に位置する三等三角点のある山である。ルートとしては富丘方面から尾根沿いに登るか、旭野付近の林道からとりつくか、その手前の「登」の農道からとりつくか、、、今回は、山頂から北東に伸びる広くなだらかな尾根を歩きたかったこと、最終除雪地点は「登」であることから農道を辿って尾根へと進むルートとした。

国道230号線を進み留寿都村の泉川から登延頃川沿いの道に入り約4kmで最終除雪地点、ここが今回のスタート地点となる。大きな農免道路の看板が立っていて駐車スペースもあった。
2006年3月10日午前7時20分、抜けるような青空の下を登延頃川にかかる橋を渡り農道を進む。「あっ、トレースあるよっ」おばさんが叫ぶ、今回の行程は標高差約550m、距離は約6km、トレースがあるか無いかでは雲泥の差である。「おぅ〜〜〜ラッキーだね」私はホッとしながらおばさんの後に続いた。

しかしそのトレースはツボ足のようであり、、、、「あっ、終わってるよ・・・」、少し進んだ地点で戻っているわけであり、、、ちょっと肩を落しながら廃屋を過ぎてやがて送電線の下を通りぬける。

スタート
登延頃川にかかる橋を渡る(前方に貫気別山が見える)

送電線下
送電線下を進む

広い農道の硬い雪面に積った雪は10センチ程度、ちょっと重いがそれほど苦にすることも無い。それよりもこの日の天気に心をときめかせていた、久しぶりの青空である、風も無い!事前に地図やカシミールでチェックした大展望が広がるに違いない。ただ懸念されたのは気温の上昇である、なるべく早く山頂に立ちたかったし、気温があまり上がらないうちに下山したいと言う思いもあった。

今回の行程の約半分(3km)は広い農道歩きである。傾斜も緩くアニマルトラックを見ながらの、のんびり散歩と言った感じでもある。汗ばむ陽気におばさんはアウターを脱ぐ、途中2度ほど休憩してミネラル補給。やがて大きなヘアピンカーブの登りとなり、木々の間からチラっと見える光景を目にしながら、カーブを登りきって、農道を離れ尾根へと向かった、8時40分。

大きく曲がって
大きくカーブする農道

尾根へ向かう
カーブを曲がりきってそのまま尾根へ向かう

木々の混んだ尾根を登って行く、さすがに木々の影となった雪面の雪は軽い、しかし吹き抜ける風の影響なのか小さな起伏が広がる。そんな樹林帯を登りきると前方に大きな広がりを感じることになる。

木々をかわしながら
細い木々が混んだ尾根

木々の間を抜けると
木々の間を抜けると・・・

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