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日勝峠周辺の冬山、咋シーズンには3回、それは日勝ピークであり沙流岳であり、双珠別岳であり、、、。今シーズンも既に3回トライしていた、それは双珠別岳でありペケレベツ岳(2回)であり・・・しかしその気象条件の厳しさをイヤと言うほど知らされる山行ばかりであって、一度もクッキリとした展望を確認出来ていなかった。

「今シーズンはもう山スキーは店じまいかなぁ〜〜〜」と思っていたのだが、、、天気予報に誘われるように日勝峠に向かっていた。2006年4月5日午前8時30分、日勝峠日高側7合目の少し上にある駐車帯を出発した。上空には青空が広がっていた「今日こそ間違いないぞっ!!!」
今回は尾根づたいに無線中継所を経由して1328mピークへ、その後は稜線沿いに双珠別岳へ進み、最後は作業道へと滑り降りる周回ルートを目指していた。

スタート
国道脇をスタート

国道脇を少し進み無線中継所へと続く尾根に取りついた。深い樹林帯に入るとすぐに静けさに包まれる、大木の隙間から陽射しがさし込む。木々に遮られて周囲の視界はほとんどない、黙々と登って行く。出発してから既に1時間が経過していた、やっと視界が開けて来た。「見えてるぞっ、、、」木々の間から山々のシルエットを見つけて、うれしくなって足早に進む。

「うわぁ〜〜〜沙流岳だぁ〜〜〜」「やったぁ〜〜〜」それは青空の下にクッキリと聳え立つ、もう完璧なまでの展望であった。

視界が開けてきて

沙流岳を背後に
背後に沙流岳が聳える

そして1179mポコへと登ると、一気に視界が広がった。青空の下には日勝ピークから沙流岳まで続く山並みが一段と穏やかに佇み、無線中継所方面を見ると、双珠別岳、1328mピークとこれから巡るルートが一望である。
「おぉ〜〜〜こんな風に見えるんだぁ」昨年ここに立った時には強風の吹雪き模様で、微かに無線中継所が見えていただけだった。

1179mへ
1179mポコへの登り

日勝ピーク〜沙流岳
日勝ピーク〜沙流岳

双珠別岳〜1328mピーク
左端に双珠別岳、中央に無線中継所のアンテナが見える、右が1328mピーク

日勝峠の冬山で初めてのクッキリ展望、「これでもうイ○ミを言われなくてもすむ・・・(内輪ネタ)」苦笑しながらシャッターを押し続けた。「さてと、そろそろ行くかい?んん?」と、見るとおばさんはもうすでに無線中継所に向かって進んでいた。

無線中継所へ向かう
無線中継所へ向かう

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