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=狩勝峠コース=

夏山シーズンもそろそろ終わりを迎えようとしていました。おっさんとおばさんにとっては、この時期になるとどうしても登る山、いや登れる山も限られ、それは比較的低い山であり、近場の山であり、雪の少ない地域の山であり・・・で、結局毎年似たような山に登っているわけであり、、、

2005年10月27日、おっさんとおばさんは国道38号線を走っていました。富良野市山部が近づいてくると、目の前にはうっすらと雪化粧をした芦別岳が見えて来て、、、「おおぉ〜〜〜すごいぃ〜〜〜」思わず路肩に車を止めて、その圧倒的な迫力を感じつつシャッターを押していたのです。

そんな光景に見とれながら二人は狩勝峠へと向っていました。佐幌岳に登るために・・・

ううっわぁ〜〜〜!
芦別岳(山部付近より撮影)

佐幌岳には2000年、2003年、2004年と過去3回登っていました。しかも同じような時期に・・・でも何故かまだ完璧な展望には恵まれず、チラホラ雪が降っていたり、強風だったりでぇ〜〜〜「今日こそきっと!!!」二人は天気予報を信じつつ上空を見上げていたのでした。

午前8時30分、狩勝峠売店横の登山口を出発しました。 急な斜面を登り、背の高い笹に囲まれた登山道を進んで行きました。峠では強かった風も尾根に上がるほとんどなくて、上空もちょっと薄い雲が所々に感じられるものの、十分な日差しを受けているわけで、、、やがて視界が開けて来ると前方にはこれから越えて行く稜線上のコブが見えて来るのでした。

さて出発
登山口を出発

笹の刈り分けだよっ

視界が開けて
稜線の彼方に山頂が見えて来る

山頂まで稜線をアップダウンを繰り返しながら北上して行くのですが、目安となるコブが二つあります。ひとつ目が838m地点(登山口から約30分程度)で、ここを過ぎると山頂まで続くなだらかな山容を見ながら歩くことになるのです。
なだらかとは言え次のコブ950.5m地点(桜山)への標高差約170mほどの登りは、結構辛いです。喘ぎながら登り切ったと思うとまだ先があり・・・コース中で一番キツイ登りとなるでしょう。

雄大でしょっ
左のピークが桜山、右が目指す山頂

結構キツイのだっ
桜山への登りはキツイ

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