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せっかくの年末の休みなのに・・・29日、30日と雪模様の天気が続いていた。山の方角には暗い雲がかかっていた。「しょうがないなぁ」なかばあきらめ気味に天気予報を見る、、、31日と1日はまずまずの天気「えっと、大晦日と元旦だけど、、、ま、いっか〜〜〜」

2006年12月31日大晦日!!!午前5時に起床して外を見る、もちろんまだ夜は明けていないが、何となく雲の流れなどは感じることが出来る。「まずまずじゃないのかなぁ〜〜〜とりあえず今日こそ行くぞ!」そう叫んで車に乗りこむ。中山峠まで道路にはほとんど雪は無い、峠頂上付近で一部シャーベットくらいである。峠から喜茂別側へ約7kmの除雪されたスペースが出発地点となる。この山は人気があるので結構登っている人が多いのだが、さすがに大晦日だ「誰も登ってないんだね、これからなのかな〜〜〜」いやいや、それは非常識、大晦日に登る人なんてそう多くは無いのだ・・・

今回も昨年同様に喜茂別川に沿った林道から尾根にとりつくルートを目指すことにした。国道沿いに峠側に400mほど戻ると熊見橋、その手前から左折して林道に入る。青空は少ないものの陽射しは感じる天気だった。

国道沿いに
国道沿いに峠側へ戻る

林道ゲート
林道ゲート

林道を500mほど進んで尾根とりつき地点だ。「やっぱり雪が少ないねぇ、笹がまだ見えてるもの」そう言いながらおばさんが登り始める。急な斜面である、このルートでは一番の難関だ。昨年は深いラッセルで結構てこずったのだが、、、今年はこのところの暖気で固まった雪の上にうっすらと新雪が積った状態だった。ラッセルの苦労は無いものの固い雪でスキーが流れる。しっかりとエッジをたてて小さくジグを切りながら、カラマツ林の中をすり抜けるように登って行く。

樹林帯を抜けると白い斜面が待っていた。昨年もここを歩いた記憶がある、帰路の滑りが少しだけ楽しめるところでもあるのだ。

尾根とりつき
尾根取りつき

カラマツ林の中を
カラマツ林の急斜面を登る

帰りが楽しみだぞっ

斜面を登り切ると前方には平坦な台地が広がる。三等三角点「大原女」である、しかしその地点を特定するにはGPSを見ながら歩くしかなさそうだ、なにせ一面平坦なのだから・・・私達は特に三角点には拘らないので、そのまま真っ白な緩斜面の待つ方向へと進んで行く。前方の左端が小喜茂別岳のピークである。

この付近は広く平坦でなので見通しが悪い時には注意が必要である、いやそんな時には近づかないほうが良いだろう。

大原女付近
三等三角点「大原女」付近を行く

前方に山頂部が見える
左端が山頂、前方の白い緩斜面を過ぎると、なだらかな林間ルートとなる

真っ白な緩斜面を大きくジグを切りながら登って行く。10センチ前後のラッセルは比較的軽い。今日のおばさんは先頭を譲ろうとはしない、もちろん私はその後を従順について行くだけ!カメラを構えながら・・・
標高約750m付近から樹林帯となり、もう一度コンパスを切り直す。あとは山頂に向かってなだらかな斜面を進んで行くことになる。


真っ白な緩斜面を大きくジグを切りながら登って行く

やがて樹林帯
樹林帯を進む

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