前回の時よりも意識的に西寄りへ進み日勝ピークの南斜面を見下ろす。「このあたりから滑り降りましょうか」私達は早速シールを外して滑降開始した。 |
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ペケレベツ岳は見上げる高さにグンと近づき、「あれだねぇ〜〜〜あれを登るんだぁ、、、あの白い疎林帯のあたりをめがけて行けば良いんですね」「そうそう、あれですよ、前回はもう一本左側の尾根から登ったんです、今日こそあの尾根目指して行きましょう」、上空に広がってきた雲に目をやりながらルートを確認する。 |
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いよいよペケレベツ岳への登りが始まった。疎林帯を滑らかに大きく波打つように雪面が広がる、雪質は良いようだ。途中に目印となるようなリボンは見当たらない(たった一箇所古びたリボンがあったが)。コンパスを切りながらひたすら南東へと進路を取る。 |
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