title

幌内山地に位置する班渓幌内山(901.3m)、ある山岳会のHPでその広がる展望に圧倒されていた〜〜〜いつかは行ってみたい、天気の良い日に! そのページのGPSトラックログを見ながらその日が来るのを待っていた。
天気予報では日曜日が絶好だった、早速koyaさんに連絡してみる〜もちろんOK!そして金曜日の昼休み、突然おばさんから連絡が入った。「明日の方が天気良さそうよ!」、あああ〜〜〜忙しい、急遽予定変更だ。「こんな忙しい時に限って・・・」そう思いながらも山へ行くためには労苦を惜しまない性格からか?、何とか21時頃には帰宅!
koyaさんに電話してルートの確認、以前見ていた山岳会のログではどうも沢を渉るのに苦労したような感じがしていた。「もっとこっちから・・・あっちの尾根も・・・」等と意見を交わしながらも「まあ行って見ないと何とも言えないし・・・その場で決めましょう」そんなkoyaさんの一言で眠りについた。

2007年2月17日、芦別道の駅で、以前無意根千尺高地で一緒になったTMさんと待ち合わせ、スタート地点へと向かった。芦別から深川に抜ける道道4号線を進みカナディアンワールド公園へ向かう道に入る、そのまま直進して双葉学園の手前約200m付近が今回のスタート地点となった。

地図を見て予定していた通りの場所からの出発である、抜けるような青空が広がっていた。「こんな天気は久しぶりですよ」TMさんもうれしそうである。午前8時15分、コンパスを切り方向を定めて〜おばさんが先頭で進み始めた。「あれでしょうかねぇ〜〜〜」目の前には特徴の無いなだらかな山容が広がっていた。
キラキラと輝く真っ白な雪田はすぐに終わり雑木林の中に入って行く。初めてのルートだし地図上には無いどんな障害物が前方を塞ぐかわからない。でも天気が良いだけに、それはそれなりに又楽しい〜木々を右へ左へと交わしながら進んで行く。約30分弱で最初の林道と交差した。
「ほとんど予定のルートを進んでますよ」koyaさんがGPSを見ながら言う。ほっとして休憩しながら地図を見て現在地を確認する。

スタート

予定通り
最初の林道へ出る

休憩
写真提供:koyaさん

カラマツや細いシラカバ等の木々が行く手を阻む。そんな中に作業道らしき跡を見つける。先頭を交代しながら進む、ルートファインディングは先頭者におまかせだ。休憩時に地図を見て確認しコンパスを切り・・・「帰路ではちょっと苦労するかなぁ」そんな思いもかすめる。
次の林道が近づくにつれて傾斜がグンと増して来る。そのまま登りつめたり〜小さなポコを巻きながら進んで行く。

作業道らしき・・・

ポコに向かって

やがて前方に次の林道が見えた、ドンピシャである。休憩しながら再度現在地を確認する。ここからは580m標高点へ向かい、最終の尾根へ取付く。「あっちの方向かしら」おばさんがそう言いながら先頭を進み始めた。斜面を登り切るとなだらかになり、これまで全く無かった目印のリボンが目に入ってきた。そのまま進んで行くといよいよ顕著な尾根への登りとなる。

林道へ出る
次の林道へ出る

なだらかな尾根

スキーコーナーへ

次のページ

HOME