title

アズマ&オダマキ
ミヤマアズマギクとミヤマオダマキ

ミヤマアズマギクとミヤマオダマキが良いバランスで咲いていた。ザックを下ろしてしばし撮影タイム!!!各々気に入った花を見つけては立ち止まり、カメラを向け・・・そんな繰り返しが続く。先頭を歩きながらしばしば振り返る。この山の魅力のひとつ「奥深さ」、眼下にそんな光景を見つつ登って行く。

やがてロープ場へ到着、ここはとにかく慎重に登らなければならない。何と言っても脆い岩の落石注意!一人が登り切ってから次の人が登る。下には決して立っていてはいけない。もちろん途中の落下にも注意が必要だ。koyaさんが見本を見せるかのように登って行った。

登る・・・

ロープ場

岩場の斜面にも足元にも沢山の花々が咲いていた。もうここまで来ればあとは花を楽しみながら途中の藪漕ぎをクリアすれば山頂に立つことが出来る。yamazさんとakamさん、そしてkoyaさんの3名には山頂に向かってもらった。私はもう少しその周辺の花々を写したかったし、後ろにいるkomaさんとおばさんに上部の状況を連絡したかった。
一旦少し戻っておばさんに連絡をとり現在地を確認して、今度は一人でゆっくりと山頂方面に向かって歩き始めた。海岸線は雲に覆われているのか・・・雲海の上に浮かぶ狩場山が美しい。

岩場

広がる展望
彼方には狩場山が・・・

照りつける陽射しが一段と強くなってきた。とにかく暑い、汗が噴き出して来る、、、先行するyamazさん達を追いかけるのは止めて、ザックを下ろして水分補給、塩分補給だ。いつもは一緒に登っているおばさんが頃合を見て補給してくれるのだが、、、今日は一人である。先を目指すあまりに脱水状態になっては大変である。

今回の撮影ではマクロはなるべく使わないようにしてみた。この山の花々の美しさは、斜面を彩る花々の絨毯と言うイメージでとらえたかったから。上部の岩場に咲くチシマキンレイカをズームしてみる。次はミヤマキンポウゲが埋め尽す斜面だ、、、そしてシナノキンバイが登場〜〜〜広角側で、、、そしてズームで撮影しながら花々を楽しんだ。

チシマキンレイカ
チシマキンレイカ

シナノキンバイ
シナノキンバイ

ミヤマキンポウゲ
ミヤマキンポウゲ

やがて名物の?藪漕ぎだ!それでも以前よりは大変歩き易くなっていて、踏み跡もしっかりしていた。一気に潜り抜ける。もうすぐ山頂かな〜〜〜koyaさんが下りて来た、yamazさんとakamさんも続いて〜「じゃあ私も下りますよ」何のためらいもなかった。

眼下に雲が流れ始めていた。しかしそれは一気に広がるという気配は全く無い。一段と暑さを感じながら810m地点まで下り、ちょっと休んで急斜面を下る。樹林帯に入ってホッと一息ついた。

途中でkomaさんとおばさんに合流!花々の情報交換をしながらゆっくりと下って行く、13時40分登山口へ下り立った!出発してから7時間50分、今回もまた、奥深い山並みと広がる展望、そして沢山の花々と・・・大平山を堪能することが出来た。下山後は宮内温泉で汗を流す、、、これもまた私達の定番となっていたのであった。

雲海が広がって

コースタイム(含休憩時間等) あまり参考にはなりません。

登山口 05:50  810m地点 08:25-08:40  〜山頂直前まで〜 810m地点 12:05-12:20  登山口 13:40

2005年7月の大平山
「広がるお花畑に包まれながら、暑さと急登に耐えその頂きに立つ」
こちら

登山ものがたりへ
HOME