マルバシモツケが群落を為す斜面の彩り、、、もっと赤くなる筈なのだがいかにも色あせた感じである。「これだもんねぇ〜残念だなぁ」・・・「この少し先、ちょうどコル付近に小さな岩搭群があるんですよ、私の大好きなところなんです」・・・「ほら、あれですよ、、、あれ」。私は忽然とそこに現れる感じの、この岩搭群が何となく気に入っていた。昨年は紅葉にその周囲を囲まれていて圧巻であった。

色あせた
マルバシモツケの紅葉

岩搭
小岩搭群

いよいよニトヌプリへの登りである。「あのジグザグを登りきっても、、、その先がありますからね。見た目よりきついですよ」私の言葉に「そんなこと聞いたら登るのがいやになりそう」お恵さんが笑いながら言う。

おばさんを先頭にジグを切りながら続く登山道を登って行く。そして登りきって山頂方向を確かめながら、一旦下る〜実際の高度差はそれほどでも無いのだが、辛い登りのあとだけに虚しさ?が残る。少しぬかるんだ路、大小の岩や横たわる木々を交わして登って行くと、前方に山頂が近づく。

ニトの登りが始まるよっ
いよいよニトヌプリへの登りが始まる

一旦くだるのだぁ〜〜〜
一旦下る辛さ・・・

山頂手前でkoyaさんが言葉を交わしていた。昨年愛山渓の駐車場でお会いしたご夫婦であった。ひとときの会話であったが、思わぬ山での出会いもまた楽しいものだ。

11時55分、ニトヌプリ山頂に立った。イワオヌプリとニセコアンヌプリを見ながらの昼食である。yamazさんとakamさんはニセコの山々の位置関係を確認しながら周囲の山々を見渡していた。
一人の若者が登って来た、神仙沼からチセヌプリそしてここまで登って来たとの事、そのタイムを聞いて驚く。私達には到底無理な・・・まぁ良いじゃないか、自分の歳相応のタイムで歩けば・・・もう決して戻れない時の経過に虚しさを?感じながら、記念写真のシャッターを押してもらった。

イワオ&アンヌ
小イワオヌプリとイワオヌプリ、後方にニセコアンヌプリ

記念だから

ニトヌプリを下りてコル付近の湿地を進む、何となくゆったりとした時を感じながら・・・やがてイワオヌプリへの登山道に出ると行き交う人達の声が聞こえて来た。もうすぐこの紅葉散歩の終わりを迎える。残念ながら秋色の輝きを見ることは出来なかったけれど、、、もう少しこの山にいたい。「休憩しましょうよ」下りるのをためらうかのようにザックを下ろした。

秋の陽射しが斜面に降り注いでいた。「ほらっ綺麗よっ、、、」おばさんが声をあげた。「縦長の写真が・・・」私はカメラを構えていた。

駐車場に下り立った。「yamazさん ごめんなさい。これに懲りずにまた来年是非いらして下さいね」yamazさんとakamさんは頷く。koyaさんとお恵さんも微笑む、、、私達は別れを告げた。

コル付近
コル付近にて

彩り

コースタイム(含休憩時間)
五色温泉駐車場 07:35  大沼 09:30-09:50  ニトヌプリ 11:55-12:35  五色温泉駐車場 14:00


2005年のニセコ山系の紅葉はこちらから

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