大槍へ

登山道は概ね1742mコブの北側の斜面を巻くように進んで行きますが、所々で細い稜線の上に出て視界が開けます。「綺麗だよぅ・・・ほんと、、、」眼下に落ちこむまるで錦絵のような彩りを見つめながらシャッターを押すおっさん、「ほら、大雪よっ!」おばさんの指差す方向にはもちろん表大雪の山々もクッキリと見えているわけでありぃ〜〜〜

錦絵

表大雪
表大雪の山々

北側の急斜面に沿ったコースを進んで行くのですが、崩壊地を通過したり、岩場を登ったりしますから足元に注意が必要です。「色あせた感じだねぇ」「このあたりはもう紅葉が終わってるんじゃない?」、おっさんはちょっと不満気味でした、予想ではもっともっと秋色を楽しめると思っていたのです。

そんな物悲しい色合いを感じながら登って行くのですが、すごい迫力の大槍の岩峰がどんどんと迫って来ます。「ヨシ、これからだっ、きっと輝いているって」おっさんは自分にそう言い聞かせながら歩を進めるのでした。さあ、いよいよです、、、期待通りの大展望が広がるのか、それとも・・・

崩壊地

大槍
大槍が迫る

「わぁ〜〜〜」おばさんの叫び声です、「おぉ〜〜〜これだぁ!!!」ついに二人の目の前には大展望が広がりました。それは比麻奈山へと続く吊り尾根、通称アンギラスであり、鋭く突き上げるアンギラスと裾に広がる紅葉・・・そして岩峰大槍から落ちこむ斜面の、吸いこまれるかのような彩りであり、、、「すごいぃ〜〜〜」と叫んでしまう瞬間だったのでした。

大槍基部
目の前には・・・

吊り尾根
吊り尾根(通称:アンギラス)と背後に平山方面

錦絵

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