大きく雪庇を張り出した尾根が近づいて来る、標高764mのコル付近は問題無く登れそうだ。コルを巻くようにしてなだらかで広い780mポコに出る。「う〜〜ん、まだまだ遠いねぇ」、長い林道を経てやっと尾根に上がって見える山頂は遥か彼方と言う印象である。 |
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859mポコまでは何度かアップダウンがあるが、それほど高低差がある訳では無いので、私達は尾根に忠実に進んだ。上空を流れていた雲はいつしか消え去って、一段と青空が広がって来た。「間違いないぞっ、今日は、青空だっ!!!」 |
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ちょっと薄い青空の下には、徳舜瞥山とホロホロ山がどっしりとその裾野を広げ、手前にはちょうど見下ろすような角度で見える白老三山が聳える。その広がりはとても迫力があった。 |
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