背後に広がる展望を楽しみながら尾根を辿る

大きく雪庇を張り出した尾根が近づいて来る、標高764mのコル付近は問題無く登れそうだ。コルを巻くようにしてなだらかで広い780mポコに出る。「う〜〜ん、まだまだ遠いねぇ」、長い林道を経てやっと尾根に上がって見える山頂は遥か彼方と言う印象である。

尾根上に出る
尾根に上がる

780m付近
標高780m付近の広い尾根、前方に山頂が見える

859mポコまでは何度かアップダウンがあるが、それほど高低差がある訳では無いので、私達は尾根に忠実に進んだ。上空を流れていた雲はいつしか消え去って、一段と青空が広がって来た。「間違いないぞっ、今日は、青空だっ!!!」

859mポコの南斜面を進む、「あぁ〜〜〜見て〜〜〜スゴイよっ」おばさんの叫び声に振り向く、徳舜瞥山方面の展望が広がってきていた。私は急いで少し高い地点まで登った「おぉ〜〜〜これだぁ〜〜〜素晴らしいぃ」といつもと変わらぬ歓声をあげた。

尾根を行く
小さなアップダウンがある

背後に広がる光景
背後に広がる展望(859mポコ南斜面)

ちょっと薄い青空の下には、徳舜瞥山とホロホロ山がどっしりとその裾野を広げ、手前にはちょうど見下ろすような角度で見える白老三山が聳える。その広がりはとても迫力があった。

徳舜瞥山
徳舜瞥山とホロホロ山をズーム
(右奥に見えているのはオロフレ山から北に伸びる尾根上から北西に派生する支尾根上の1049mポコ)

白老三山
白老三山をズーム

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