丹鳴岳(になるだけ)は、恵庭岳の南西に位置する支笏湖を囲む外輪山のひとつである。この山には5年前の1月2日にGさんの案内で仲間と登っていた。その時には視界不良と厳しい寒さの中での山行だった。そして何と言ってもその林道の長さが印象に残っていた。5年経って林道が短くはならないだろうが、ラッセルの無い時期なら幾分楽だろうし、やはりその展望を確認しておきたかった。 |
|
ほとんど高低差のない林道が延々と続く、硬い雪面に数センチさらっと積った雪、「この調子なら思っていたよりも順調に行けるかもしれないなぁ」私はちょっと不安げに呟いた。今回の行程は標高差約700m、距離約9km、そのうち林道歩きが約6kmである。問題はこの単調な林道歩きだった、ここであまり急いで体力を消耗すると後半の尾根歩きに影響するだろう。「急がないで行こう」「そうね、ノンビリと、、、時間は十分あるしね」 |
|
林道は徐々に傾斜を増してきて、やがて少し急な登りとなりその登り切った標高約660m地点で尾根に取り付くことにした。林道はこの先下っているのでこの地点は分かり易い。 |
|
|
この尾根へ向かう斜面は、もちろん5年前と変わっていなかった。適度な疎林が広がり大きくうねるような斜面、「あの時は木々が新雪を纏って、とても輝いていたっけ・・・」、今回は陽射しが一段と輝く。「ちょっと重い雪だけど、、、帰りにはザラメになってるかも?」「そうだと良いね」 |
|
尾根へ続く疎林の斜面を登る |
|
|
|
|