那英(なえい)山、富良野盆地の西側に横たわる幌内山地の1等三角点のある山である。標高は819.2mと低いが、地図を見る限り十勝連峰の展望台のようである、好天狙いで計画していた山だった。 |
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標高427m地点を過ぎて急な尾根へ取付く。今回のルートは美瑛町、上富良野、中富良野町の境界線上の尾根を忠実に辿る。取付きの尾根は結構急で、しかも硬めの雪の上に湿った雪が少し積っていて登りづらい。うっすらとスノーシューのようなトレースが残っていた。 |
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急な尾根を登りきると、左に密なトドマツ林、右に雑木林を見ながら進む。ここが境界線ですよと言わんばかりの区切りを感じながら登って行く。やがて美しい白樺林の中を進んで560mポコへ、ここで進路を西側へ向ける。 |
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この付近はなだらかな広い地形となっているので、コンパスを切りなおして方向を定めた。一旦少し下ってコルへ、次の630ポコは南側を巻きながら進む。 |
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