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2005年12月4日、朝日がまぶしく輝いていました。上平沢林道入口には既に車が2台止まっていて、「これは入れないなぁ〜〜〜」と様子を伺っていると、出発準備をしていた男性5名+ワンちゃん一匹グループの方から「入れますよぅ!」との声がかかり、ちょっと除雪をして車を入れたのですが・・・車が埋まってしまい皆さんに押していただいて何とか駐車!

「それじゃぁ、お先に」と出発して行く皆さんに「本当にありがとうございました」とお礼を言いながら、「助かったねぇ〜〜〜おまけにこんな良い天気だし、トレースまであるって事だから・・・今日はツイてるよ」おっさんとおばさんは顔を見合わせて頷いていたのでした。

さあ行こう
林道入口

上平沢林道入口は小樽定山渓線の四ツ峰トンネル出口から小樽側へ約2.3km地点です、1〜2台程度の駐車スペースが確保出来そうです。その400mほど手前にも迷沢川沿いの林道がありますので間違わないように!

午前9時15分、二人は林道を歩き始めました。このルートは過去2年連続でシーズン当初に登っていて、今年で3年目! 距離(片道)約5.5km、標高差約600m弱の林道歩きすから、積雪が比較的少ない時期でも登る事が出来る、そしておっさんとおばさんにとっては良いトレーニングとなるルートだったのです。

歩くにつれて沢沿いの林道にも日差しが満ちて来て、木々を覆う雪に輝きを与えているわけであり、、、大きな針葉樹を見ながら「あぁ〜〜〜ここは去年も撮影したポイントだなぁ!」おっさんは思い出しながらカメラを構えておばさんの後を追うわけで・・・

あおいよぅ〜〜〜

トレースありだ

「そう言えば去年もラッセルのトレース付きだったよね〜〜〜ツイてるなぁ〜〜〜この山は」、それほど深くは無い積雪でしたが、ラッセルのトレースが有ると無いでは体力的にもタイム的にも大きな違いがあるわけでぇ〜〜〜「サラサラ雪よっ、気持ちが良いわねぇ」おばさんは今シーズン初めての青空に包まれた山行にうれしそうに微笑むのでした。
木々の間からは周囲の山々が見え始め「ほらっ、ここからだと見えるよっ、あっ、あれは・・・」などと叫びながらその度に立ち止まり「おぅ〜〜〜あれは〜〜〜・・・」と指差すわけであり!

そんな林道も沢の源頭部が近づくにつれて大きく迂回しながら進んで行きます。当初この付近をショートカットして尾根に乗るルートも考えていたのですが、見るからにブッシュが行く手を阻んでいるようです。「やっぱし林道をそのまま進もう、、、立派なトレースもあることだし・・・」

歩き始めてから約1時間45分、送電線の下に出ました(標高約830m地点)。「ここまで来れば残り約2km弱だね」ほっとしながらミネラル飲料を飲み干し「さあ、行こうか」、おっさんの声におばさんは登り始めるわけであり、視界はグーーンと開けて、青空の下に聳える白井岳や余市岳、朝里岳〜〜〜定山渓天狗岳が聳えているわけでぇ〜〜〜!

いやっほぅ〜〜〜
送電線下を進む

迫力あるぞ
定山渓天狗岳(左)とヒクタ峰(右)

後ろにチラッと
定山渓天狗岳をズーム

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