憧れの山へ
トムラウシ山
おっさんとおばさんは山登りを始めて約3年になりました。早いものです。
思えば札幌の藻岩山、三角山からニセコアンヌプリと段々高い山を目指すようになり、
1年目は近郊の山々を、
2年目にはつぼ足から始まって、ついには二人だけで旭岳やお鉢平めぐりを、
そして3年目の今年は歩くスキーを始め、ついに沢登りまで体験し・・・・・
でもやっぱし行きたいトムラウシ山だったのでした。

今回のメンバーはリーダokubさん、itohさん、そしておっさんおばさんの4名です。ルートはトムラウシ温泉コース日帰り。


宴会準備8月19日(土)トムラウシ自然休養林野営場にテント泊。
野営場は一人250円、炊事場、トイレあり。

おっさんおばさんは今回が始めてのテント泊です。
買ったばかりのテントでしたが、以外と簡単にすんなりと張り終えました。
やがてokubさんとitohさんが到着、さっそく夜の宴会です。
本日のメニューは
牛カルビー入り野菜炒め、もち入りとん汁、冷えたビールと冷酒で盛りあがり、9時就寝。

短縮コース登山口駐車場さて翌朝、約7km離れた短縮登山口駐車場へ向かいました。
登る準備を終え5時10分駐車場出発です。

駐車場を出発して間もなく登山口の標識発見、ここが短縮コースの登山口になるのでしょうか。
あたり一面ガスがかかっていて、ちょっと不安な天候でしたが、
「いやあ、これは晴れるんじゃないの」と、いたって楽観ムードでスタートしたのです。
5時29分トムラウシ温泉からのルートが合流、見とおしのきかない登山道を、おばさんを先頭に黙々と進みます。ときおりパラパラと大粒の水滴が落ちてきました。「えっ??雨??」いやいや、木の葉についた水滴が落ちてきたのでした。

段々傾斜が増してきて約1時間、カムイ天上へ到着です、6時10分。まずは休憩、
一汗かいて前夜のアルコールを掃き出し、水分補給をしながら、さあ出発です。

木の根が張り出している間を歩いたり、ぐちゃぐちゃドロドロにぬかるんだり、そして一旦沢へ下り始めようとした時、
木々の間から雲の上に浮かんで、山が、山が、トムラウシ山が見えたのでした。

まさにシンセサイザーが「♪シャウイーーン♪」と響きわたりそうな瞬間でした。
「そうか、そうか、あれがトムラウシ山なのかーーーあーーー!!」おっさんは心の中で大声で叫んでいたのでした。

木々の間からトムラウシ山が

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