夏道登山口〜標高1100m付近まで

10時20分夏道登山口へ到着です。ちょっと休憩してうっすらと見えている山頂部を確認しながら、いよいよ尾根とりつきを目指して進みはじめたのでした。

先行者のトレースを辿ってどんどんと進みます、先頭を進むcountrymanさんの足取りが止まりました。ん?なんとそこには一人の男性がいたのです。尋ねると途中で引き返して来たとのこと、、、ガーーン!!と言うことは途中からは・・・ラ、ラ、ラッセルだよね!一行は顔を見合わせながらうつむいたのでしたぁ〜〜〜

さてさて、とりあえずはトレースのあるところまではと「徳舜瞥山登山道」の標識を横に見ながら進むと、どうもその頃から気になるトレースが現れはじめ、やがてそれは縦横無尽に交差するかのようなトレースとなるわけで、「な、な、なにーーー他にも登ってる人がいるのかい?」そんな期待をこめた言葉を打ち消すかのようにトレースはあちこちで途切れ、

「あんりゃりゃ・・・」と地図をとりだし、尾根へ向かっての新規ルート開拓をすることとしたのです。koyamさんを先頭に進むのですが木々が非常に濃く、かわすように、かきわけるように進むのです。右(南)に沢地形を見ながら、高度を徐々に上げながら、しかも大小の樹木をかきわけながら、ワッセワッセと進みます。「こりゃあ帰路は滑るどころではないじょーー」。

小雪まじりの中をラッセル
ラッセル・ラッセル

いつしか小雪がちらつき出し、尾根上に到達したのは12時ころだったでしょうか。

そして斜面は疎林帯となり、急斜面を巻いたりジグザグと登ったり、段々とラッセルもきつくなってきて、、、キックターンも一段とツラくなり、、、しかし帰りの滑りは期待できるわけで、、

急斜面を登る
急斜面を登る

ターンしながらジグザグと
疎林帯をジグザグとターンしながら・・・

疎林帯を抜け大きく広がるバーンに期待は膨らむのですが、が、が、天気は一向に回復の兆しを見せず、段々と風も強くなり、先頭を進むkoyamさんもしきりと振りかえるわけであり、、、おっさんもついに「そこを登った木の影で小休止しましょう」

標高1100m付近
疎林帯を抜け、標高1100m付近を進む

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