真っ白に輝く広大な斜面が広がった

そしてダケカンバの木は(と思われる木は)、まるで腕を広げるかのように大きく枝分かれしているわけであり、「すごいなぁ〜〜〜こんな広がりのダケカンバって見たことが無い! それとも違う木なのかなぁ〜〜〜」おっさんは自分の知識の無さに辟易としながらも、ファインダーを覗いていたのでした。

登りきると

ふと振りかえると、無線中継所のアンテナ群がアイレベルとなって立ち並んでいるわけであり、それは自分達が標高1200mを越えた地点を歩いていると言うことになるわけでぇ〜〜〜

無線中継所
無線中継所のアンテナが見えて来る

そして目の前には一面真っ白に輝く大斜面が広がっていたわけでぇ・・・全く予想もしていなかった一行はその光景に唖然としながら、立ち尽くすわけでぇ・・・

「あぁ〜〜〜こりゃぁスゴイよぅ・・・なんてこったぁ〜〜〜マイッタなぁ・・・こんな場面があったのかぁ・・・」そこにはおっさんの意味不明の叫びがあり、そんな叫びを無視するかのように、一直線に進んで行くおばさんの姿があるわけでぇ〜〜〜上空の青空は一行のムードを益々高めるわけでもありぃ・・・

白一色の広大な斜面

やがて前方には光り輝くピークが見えてきて、それはおそらく山頂の手前ではあると思われるのですが、一行の足取りはまるでスキップするかのように軽やかになって来るわけなのです。

山頂方向

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