取付道路から尾根へと向かう

「ほらほらぁ〜〜〜」おばさんの声に振り向くと、先日登った沙流岳がニョキッと顔をだしているわけであり、その山頂部は白く輝きながら上空に向かって鋭く立ち上がるわけでぇ〜〜〜「おぉ・・・あれだぁ〜あれだよね、とりあえず見えてるうちに・・・」などとカメラにおさめて、なだらかに続く取付道路を先へと進むことになるのです。

沙流岳
沙流岳

取付道路を2.4km進んだ地点(標高約970m)で休憩、ミネラル飲料をしっかりと補給してさて、出発!10時00分

当初は1038m標高点の先の沢地形手前付近から南西尾根にとりつく予定でしたが、「このあたりからの斜面が良さそうなので尾根に向かいませんか」koyaさんの提案に、風も無く静かな山行ではありましたが、道路を歩いているのも退屈になっていたおっさんとおばさんが異論を唱えるわけもなく、すぐさま尾根へとりつくことにしたのです。

尾根取付き
尾根取付き

そしてこのkoyaさんの判断は見事に的中し、適度な傾斜が続く斜面は段々と疎林帯となり、気持ちの良い登りとなって来るわけであり、高度を上げ過ぎないように木々を避けながらも、なだらかに斜行しながら山頂方面を目指すわけで、、、koyaさんは「どだっ!」と自慢げに先頭を進むわけで・・・

疎林帯を行く

「ラッセル変りましょうか」、おっさんはそう言って先頭を歩き始めました。浅いけれどちょっと沈みがちのラッセルは辛くは無いけれど、少しづつプレッシャーをかけてきます。 

おっさんはゆったりと高度をあげながら進んで行きました。チラッ、チラッと尾根の上部方面を見ながら、、、「う〜〜ん、なにやら白い斜面を感じるんですが、尾根に出ちゃって良いですか」koyaさんも同感、

おっさんはその白い斜面に向かって、高度を上げるわけであり、、、そして前方には大きなダケカンバの木と青空を感じてきて、、、こうなるとおばさんも我慢が出来ずに先頭に立ちぃ〜〜〜あぁ〜〜〜

尾根へ向かう

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