 |
|
あぁ〜〜〜その期待していた光景は、、、まさしく展開されることになりぃ〜〜〜大きなトドマツが白装束で身 を飾れば、ダケカンバが樹氷を抱いて繊細な輝きを見せ、彼方には札幌近郊の山々が鎮座して、、、 なだらかな広い斜面の雪面は、なめらかなカーブを描きながら無数の小さな宝石のように輝くのでした。写真でもちょっと確認できますか？ 「いっやぁ〜〜〜いいなぁ〜〜〜」おっさんは声には出さずに呟いていました、、、いや疲れきって声も出なかったという説もありますが・・・ |
 |
|
そしてさらに、（えっ、まだあるの・・・） ちょっと日が陰るとあたりは一転してブルートーンの光景となり、それは白い色が遠くの青空に溶けこむかのような、美しい世界にも見えてしまうのです。さあ、今日はまだ誰も歩いていないなだらかな斜面に、おばさんはトレースを描きながら進んで行きます。もうすぐです、目的地は？目の前です。 |
 |