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2002年3月23日(土)夜、芦別道の駅に怪しげな男女が集合していました。koyaさん、yamaonさん、そしておっさんとおばさんの4名です。
おっさんの車をお座敷風に整え(4名さまーーーいらっしゃーーいませぇ)、綿密な作戦会議を開いていたのでした。

会議の内容は金曜日から土曜日にかけて全道的に降り続いた黄砂の影響についてです。もちろんそれは山の上にも降り注いだ訳であり、当然スキーの滑りにも影響するわけで、議論は遅くまで続いたのでしたぁ〜〜  なんで?
さて、今回のターゲットは?なんと大胆にも十勝岳を狙おうというものだったのです。もちろん山頂狙いではありません。
望岳台から十勝岳避難小屋を経て、天気次第雪次第で擂鉢火口、グランド火口の縁を通り、運がよければ頂上への肩の部分までと言う、超贅沢なしかも天候に左右されやすい計画だったのでした。


さて、翌朝一行は白金温泉を目指して車を走らせます。温泉が近くなるにつれて道路には雪が積もりだし、「こりゃぁ、、ウッハウハパウダー楽しめるんじゃないの」おっさんはニンマリとしながらハンドルを握っていたのです、が、が、、、、
白金温泉から望岳台へと向うと、先頭を走っていたkoyaさんが車から降りてニヤニヤしています。えっ??今回の企画担当yamaonさんは驚いた表情で唖然としています。
なんじゃぁーーーおっさんは前方を見てあきれ返りましたぁーーーなんと、なんと、ゲートがぁ〜〜〜ゲートが閉まっているではあっりませんかーーー(1月19日〜4月17日迄通行止め)ガーーン、、、

おっさんの額に冷たい汗がひとすじ、ヒンヤリと流れ落ちたのをyamaonさんは見逃しませんでした。「ゴメーーーン、ゴメンナサーーイ、、、だって、だって、いつもは開いているのにぃーーー」
おっさんは「こりゃあ今日も温泉卓球三昧かなぁーーー、はたまた富良野ワイン工場試飲コーナ見学?かなぁーー」と冷ややかに肩を落したのです。

しかししかし、こんな長い前振りでものがたりを終らせるわけには行きません。
「そうだぁ、、、三段山へ行こうぅ、、、ねえねえそうしよう」yamaonさんは必死でした。ここで今回のツアーを終了しては、その出来事に対して後々長く語り継がれることでしょうからぁ〜〜・・・・・

こうして今回の舞台は三段山になったのでしたぁーーーーー長い!!

帯広masaさん一行との出会い
出発準備(前十勝岳方面へ向かうmasaさん一行との出会い)

さて、ちょっとした?ハプニングもものともせず(本当かぁ??)、吹上温泉白銀荘前へ、そこで前十勝岳方面へ向かう帯広のmasaさん一行と出会い、ひとときの歓談。

急遽挑戦の三段山(1748m)、十勝連峰に位置して代表的な山岳スキーツアーの山となっているのです。
以前からyamaonさんに何度も誘われていたのですが、おっさんは「まだまだ、まだ早いよぅーー」と断り続けていたのです、おっさんは慎重派なんですねぇ〜。でもでも山スキーで滑りたい、あこがれの山でした。

それがちょっとした?ハプニングのおかげで現実となったのでしたぁ〜yamaonさん、ありがとうーーー(←チクチク、、、)

さあ、出発です
前十勝岳を見ながら

さて9時20分、雄大な前十勝岳と噴煙を見ながら進み始めました。
問題の雪面ですが、黄砂と暖気で絞まった雪の上に昨夜降った雪がフンワリと積もり、最高のコンデイションを作り出しているではありませんか!!ラッキーどすねん!!

上空は雲に覆われていますが、風はほとんど無く、一段目の斜面でもう汗ダクダクでした。この斜面を登りきると落ち着いた樹林帯の中を進みます。この静けさと雰囲気が又たまりませんねぇ〜〜。

樹林帯を進む
樹林帯を進む

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