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前略

  先日は便りありがとう。相変わらず元気に野山を駈け回っているようだね。それが何よりだよ。 私達も天気の良い週末はかかさず山へ向かっているよ、老いて益々ってところかな(笑)

  先週は礼文島へ行ってきたんだ。koyaさんの誘いについ乗ってしまってね。いや〜〜〜やはり礼文は遠いよ、金曜日の深夜からレンタカーで走って、翌朝5時過ぎに稚内到着さ。どうだい、まだまだ元気だろう!




2004年6月26日(土)、朝日が昇ってくるとサロベツ原野を黄色で染めるエゾカンゾウの彼方に、利尻山がくっきりと聳えていた。「あれに登ったんだよなぁ〜〜〜」私は感慨深く見入りながらシャッターを押していた。

稚内から朝一番のフェリーに乗る。団体客も多く、船内は混み合っていた。ちょっとウトウトしていると甲板にいる人達の賑やかな叫び声が聞こえてきた。フェリーのまわりを飛び交うカモメに手渡しでエサを与えて歓声をあげているのだ。

人ごみをかきわけながら甲板に出た。もう目の前に礼文島が迫っている、どうやら天気は最高のようである。




今回もいつものメンバーで(koyaさん、countrymanさん、Sakuraさん)行ったんだけど、結局事前に久種湖のコテージを予約しただけで、あとは着いてからという気ままな旅だったんだ。

とりあえずフェリーの中で桃岩方面に行こうという事になってね、礼文のフェリーターミナルで手に入れたパンフレットを頼りに、のんびりと桃岩歩道へ向かったという訳さ!





桃岩歩道へ入る。さあ、どんな花模様なんだろう、、、ちょっとドキドキしながらいつもの通りおばさんが先頭で進んで行った。

ポツポツと顔を出し始めた花々を、これぞっとばかりにカメラにおさめるのだが、それはまだまだほんの入口であったわけであり・・・

やがてヨツバシオガマ(レブンシオガマ)が見事に咲き誇る斜面に見入ってしまうことになるのだった。



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