ひっそりと佇む湿原を目指して   目国内岳〜パンケメクンナイ湿原

急な登り2003年7月6日(日)おっさんとおばさんは国道5号線を西に向かって走っていました。
もう一度大雪山に入る前に見ておきたかった所があったのです。「パンケメクンナイ湿原」、前目国内岳を越えて目国内岳へ、更に雷電山や岩内岳方面へ向かう途中の湿原です。

2年前に行った時は8月、その静けさに融合するように咲いていたタチギボウシの印象が頭から離れず、今年は他の花が咲き始める時期にと狙っていた所でした。

稲穂峠を抜けると曇り空ながら羊蹄山やニセコの山々がくっきりと見えてきました。
「ほっほーーー良いよ〜〜〜良いぞ〜〜〜」、、、車は目国内岳登山口手前の駐車場へ!

午前7時30分まずは前目国内岳を目指して出発です。登山口からすぐに急な斜面を登り始めます。両側は背の高い笹、、、笹の中からガサゴソと人が動く気配が、、、タケノコ取りなのでしょうかね。
マイズルソウやゴゼンタチバナ等が咲いている展望の無い斜面を登って行きます。そして登山道の脇にはフギレオオバキスミレの大きな葉がびっしりと続いていました。咲いていた頃にはきっと一面イエローロードだったでしょうね。来年へ向けてメモメモ!!

前目国内岳が近くなって来ると展望がどんどんと広がってきました。

前目国内岳山頂が見えて来る
前目国内岳山頂が見えて来ると展望が広がる

4合目標識
四合目標識を過ぎると山頂が近い

「おややっ、、、あれは〜〜〜駒ケ岳だよ〜〜〜」この天気のせいでしょうか、遥か彼方の山々まで見渡せる瞬間に驚く二人だったのです。

午前8時5分前目国内岳山頂です。(980.8m)。目の前には目国内岳がどっしりと聳えています。「まあ、のんびりと行きますかぁ〜〜〜」二人は進み始めました。

前目国内岳から目国内岳を望む
前目国内岳から目国内岳を望む

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