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2003年4月27日、今日のターゲットは増毛山地「雄冬山」です。この山は4月5日に目指したのですが、積雪により車は林道をほとんど入れず、結局「浜益御殿」で引き返したのでした。
あれから3週間、再度の挑戦となったのです。午前6時30分浜益村のトイレのある駐車場でkoyaさんと合流、幌から林道へ入りました。前回の出発点「果樹園分岐」はなんなく突破、そのままどんどんと進み284.7m地点まで車で入る事が出来ました。何と前回とは3kmも違うのですよ「こりゃあ、今日こそイタダキだぜい」おっさんはか弱くこぶしを握り締めてひとりつぶやくのでしたぁ〜〜〜

午前7時、準備万端、さあ出発です。今回はkoyaさんと二人のツボ足での山行です。えっ??おばさんは??は〜〜前夜の風邪による発熱ダウンで無念のリタイアだったのでしたぁ!

今日も前回同様、天気は最高です。500mほどで林道合流地点、あれれ、神社側からの林道はここまで車が入れたのですね。標高350m付近から林道をショートカットして大阪山(533.3m)を目指しました。雪のしまり具合がちょっと心配だったのですが、それほど埋まることもなく、木々を避けながら登ります。

約1時間で大阪山へ、ちょっと休憩していよいよ尾根へとりつきました。まだブッシュはあまりひどくはなく、スキーでも滑れる状態でした。久々のツボ足登山にkoyaさんもうれしそうです。「いっやーーーなんか足が軽いっすねぇ〜えへへ」、「残雪期にはどこでも歩けて楽しいよねぇ〜〜〜」二人はあまりの好天にニヤニヤとしながら話していたのです。

835m地点では浜益岳がドーーンと大きく大きく広がり、おっさんは「どうどう、でかいでしょう、あれが浜益岳ですよ、好きなんですよねぇ、この大きさがぁ」、おっさんはまるで自分の山でもあるかのように大声をあげ、「う〜〜〜こりゃあ、、でかいわぁ〜〜〜」とkoyaさんは叫び唖然として立ち尽くすわけでありぃ・・・

浜益岳
浜益岳

先行しているのは二人のご夫婦でしょうか、山スキーで登っています。前日テント泊をしたのでしょうかスノーシューを履いた団体さんが下りてきます。

4月5日に登った時は、ほとんど山スキーでしたが、この時期になると待ってましたとばかりにツボ足となるのでしょうね。やがて浜益御殿の山頂部が見え、その左後方には目指す雄冬山が聳えているのでした。
「こう見ると遠いよねぇ〜〜」おっさんはゲンナリとしながら呟いたのです。

浜益御殿を目指す
浜益御殿を目指す(左に雄冬山が見える)

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