秋の気配を感じながら1212m台地へ

ひたすら急斜面を登って行きました。高度があがって来るにつれて、東ヌプカウシヌプリがちらちらと見えて来るのですが、、、その山頂付近はなにやら雲に包まれているようです。「あらら、でもこっちは晴れてるから、まあいいか・・・それに東ヌプカに行く頃には晴れてるよ、きっと」。おっさんはそんな気楽な予想をしていたのでした。

タカネナデシコがあちこちに咲いていました。そしてオミナエシが・・・そんな花との出会いを予想していなかっただけに、うれしさも倍増です。

タカネナデシコ
タカネナデシコ(ナデシコ科)

オミナエシ
オミナエシ(オミナエシ科)

傾斜が緩くなってくるとハナヒリノキの紅葉が目立ちはじめました。「秋近し、いやもう秋だよねぇ〜〜〜」おっさんとおばさんはちょっと寂しさを感じながら見つめていたのです。さあもうすぐ1212m台地です、前方には台地が見えて・・・・くる筈なのですが・・・ちょっとガスっぽい感じもして・・・

「まだ咲いてるかしらねぇ〜〜〜もうおしまいだったりして」おばさんの足取りが速くなってきました。

ハナヒリノキの紅葉
ハナヒリノキ(ツツジ科)の紅葉

8時30分、台地に踊り出ました。「あぁ〜〜〜咲いてるわ〜〜〜」おばさんが大声で叫びました、おっさんも後を続きます。そして目に飛び込んできたエゾオヤマリンドウ!!!

「こ、こ、これは凄い、、、きれいだよぅ〜〜〜」

エゾオヤマリンドウ

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