title

それは昨年東、西ヌプカウシヌプリに登ったあとに、帯広のTさんからの情報で始まりました。「西ヌプカウシヌプリの台地はエゾオヤマリンドウが見事なようですよ」、しっかりとメモしていたおっさんとおばさんは、2004年8月27日(金)深夜、札幌を出発して日高道の駅泊、翌朝日勝峠を越えて鹿追市街を抜けて車を走らせていました。

「見えてるぞぅ〜〜〜今日の十勝地方は晴れマークの予報だから、きっとリンドウも輝いて見えるよ」おっさんとおばさんは期待で胸いっぱいだったのでした。

東西ヌプカウシヌプリ
西ヌプカウスヌプリ(左)と、東ヌプカウシヌプ

午前7時25分、扇ヶ原展望台手前の登山口をスタート、カラマツ林を埋め尽くした笹をかきわけながら進みました。この山はいきなりの登りスタートです、あとは台地までひたすら斜面を登って行きます。しかも段々と急になって来るのですから、最初はあせらずにユックリと登るのが良いでしょうね。

カラマツ林

カラマツ林を抜けると、シラカバ林、これが細い木ばかりなのですが実に美しいんですよね。今年は日差しまで浴びていますから一層輝いて見えます。

「これはいいねぇ〜〜〜気持ち良いねぇ〜〜〜」などと口ずさむものの、傾斜はどんどんとキツクなってきますから、そう喜んでばかりはいられません。

シラカバ林

そんな時でも決まって先頭で花を見つけるおばさん、「可愛いわねぇ〜〜〜こっちのが良いかしら」ツリガネニンジンかな?、普段はあまり写さないのですが、花が少ない時にはどうしてもこまめに撮影してしまいます。確かにこのツリガネニンジンは可愛らしい表情ですよね。

ツリガネニンジン
ツリガネニンジン(キキョウ科)

登山ものがたりへ

次のページ

HOME