晩秋の山旅はカラマツ林から始まった
西別岳(799.8m)

2004年11月5日(金)午後9時過ぎ、おっさんとおばさんは車上の人になっていました。一路「音更道の駅」へ、到着してすぐに睡眠?いや仮眠かなぁ〜〜〜
午前5時前には出発「天気予報は晴れだったよねぇ」「この曇り空、、、本当に晴れるのかしら」、そうなんです、阿寒湖が近づくに連れて上空の曇り空は今にも泣き出しそうな様相であり、フロントガラスには霧雨が「おいおい、冗談じゃないよ、ここまで来てそれは無いよ」

車を駐車スペースに止め、最終判断をすることにしました。「まあ、いっかぁ〜〜〜とりあえず行ってみよう、着いたら晴れってこともあるかも・・・」と言うわけで、車は阿寒湖を過ぎて弟子屈を通り抜け、国道243から道道養老牛・虹別線へ、途中の標識を左折してあとは案内標識を見逃さずに、右へ左へ・・・(帰路のことを考えてしっかりと覚えておきましょう、とJAJAさんは書いていました)、午前8時に西別岳登山口へ着きました。札幌からなんと400km、しんどい長旅でした。

西別小屋

登山口には広い駐車場があり、すごく立派な山小屋、そしてトイレもあります。ちょっと山小屋を覗いてみると本州から来たという一人の男性、なんと3泊目だそうで、北海道にはもう2ヶ月も滞在しているとのこと・・・うらやましぃ〜〜〜

さて、今回も前書きが長くなりましたが、とりあえず午前8時20分、登山口を出発しました。どうやらこの日はまだ登っている人がいないようです。カラマツ林に囲まれた整備の行き届いた登山道を進みます。天気は曇り、どうやら展望は期待できそうにもありません。

登山口

「せっかく来たんだもんね、雨は降りそうにもないから、とりあえず西別岳まで行ってみようか」。約10分ほどで「うぐいす谷」です。のどかな季節にウグイスの声を聞きながら歩くと気持ちが良いでしょうね。もちろんこの時には鳥の声も聞こえませんでしたけど・・・

うぐいす谷

やがて前方の視界が開けると、斜面に沿って低い笹を刈り分けた登山道が目に入ってきます。この山の登山道は大変良く整備されています。広いですし笹もきれいに刈り分けられていますし、まるで遊歩道と言った感じさえうけます。

この登りが結構ツライ

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