2000年8月25日深夜、おっさんとおばさんは糠平の東大雪博物館駐車場を目指していました。雨が小刻みに降り続いています。 上士幌町のローソン前で今回同行のお友達yamaonさんとおちあい、26日0時30分、駐車場到着。 まだ降り続いている雨にも「だーーいじょーぶ!!今日はゼッタイ晴れるんだから」などと叫ぶyamaonさんに、おっさんは力なく「そ、そ、そーーだよねーーーあははは!」と笑ったのでした。 車中宴会?でいっきの盛りあがり、そのまま爆睡、 でも、でも、願いむなしく雨は降り続いていたわけであり、天気予報も最悪で、とても登れる状況ではないわけで・・・・・・・ このまま帰還かな?と、思われるかたもいらっしゃるでしょうが、ところがどっこい、ドスコイ・・・・・今回の登山隊は予備日をとっていたのでした。
「まあ、今日は登山口下見ということで!!」いたってのんきな3人はまずは「ニペソツ山」登山口(十六ノ沢コース)へ、 糠平温泉から国道を約20km程度旭川方面へ向かうと、三股橋があり、その橋の手前から左側の林道へ入ります。この林道を約8km進んだ行き止まりが登山口となっていました。 さて、登山口探索を終えた一行は、上士幌町へ向かいました。今日の宿泊は上士幌航空公園キャンプ場なんです。キャンプ場ガイドから無料ということにひかれて決めたのですが、施設はすごくきれいで、簡易水洗トイレ1棟(常時水が流れていて、とても清潔)、炊事場2棟、円形テント床、野外炉、テーブルベンチ付、なあーーーんと、いいんでないのーーーー
まずは一汗流しましょうと町営温泉ふれあいプラザへ、これがまた、風呂の日で無料(通常360円)、しかも施設はきれいで、洋風、和風と別れていて(おそらく男女交代制なのでしょうか)、おっさんはミストルームで居眠り、 おばさんとyamaonさんは寝湯ですっかりくつろいだのです。 すっかりだらけた一行は、今度は晩御飯のおかずチェック、町内のAコープへ行くと、この日はなんと全商品2割引き。 これですっかり盛りあがり、キャンプ場では「かんぱーーーい」とまたまたいっきの盛りあがり、でも翌朝に備えて21時就寝!! 27日目覚めると、空には星が輝いているではありませんか。さっそく朝食をすませ、登山口へ、6時30分いよいよ「ニペソツ山」へのアタック開始です。(ずーーーいぶん、前おきが長いんでないかい)
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