迷沢山、平和の滝からは過去2回登っていたのですが、深い雪や重い雪のラッセルで途中撤退、そして上平沢林道からは2回登って山頂に立ってはいたのですが、イマイチの天気〜〜〜さあ今年こそと狙っていたルートであり、山でもあったのです。 2005年3月15日、おっさんとおばさんは平和の滝の除雪されたスペースに車を置いていました。今回はあのQさんとkoyaさんも一緒です。あのQさんは過去の途中撤退した時(旧送電線側)のメンバーであり、そんな模様を遠くから(新送電線側)見ていながらやはり同じく途中撤退したkoyaさんであり、そんな因縁めいた山行だったのです。とりあえず旧送電線ルートからの登頂を目指すことにしました。 |
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午前7時5分なだらかな林道を進んで行きました。上空はもちろん真っ青なピーカン状態、「よ〜〜し、今日こそだぞっ!」おっさんは力無くこぶしを握り締めていたのでした。 やがて南側の送電線下に到着、ここでトレースは二手に分かれていました。「下(左)へ進むんだ」おっさんとkoyaさんはそう言ったのですが、あのQさんは「違うよ、こっちは新送電線だよ」 そんなあのQさんの言葉を多数決という論理で?あっさりと否決! 左へと進んで行ったのですが「あっ、やっぱしこれって新送電線だね、沢へ向かってる」「トレースもあるしこのまま新送電線を行きましょうよ、帰路は旧送電線を降りれば良いから」おっさんとkoyaさんはいとも簡単にルート変更を決めたのです。 |
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左手の沢へ入って行くと林道にずーーっとトレースが続いていました。「しめしめ、これは良いんじゃない」おっさんはニヤリとしながら先頭を行くあのQさんに続いて行ったのです。 この林道も一部倒木で行く手が阻まれているところがありました。ちょっと回りこんで、、、深くなってきた沢に注意しながら進んで行きます。 |
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出発してから約1時間、沢が二股になっている地点に着きました。とその時信じられない声が、、、「ここでトレース終わってるよ・・・」先頭のあのQさんが抑揚の無い声で呟いたのです。「げっ、それは無いよ、、、ここで戻るなよぅ」しかしもうこのまま進むしかありません。一行は俯きながら右の沢に沿うようにして尾根に向かって登り始めたのです。 ここはちょっとキツイ登りでした。小さくジグを切りながら木々をかわしながら、ゆっくりと高度を上げて行きました、しんど〜〜〜い! |
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