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急な階段が続き2002年5月18日午前5時55分、おっさんとおばさんは神居尻山Bコース登山口を出発しました。

前週は同じ樺戸山地の隈根尻山から待根山、ピンネシリへと3山を歩いたのですが、天気予報とにらめっこして今週は南下予定の山行を中止、まだ歩いたことの無い、神居尻山からピンネシリへの縦走路へ向かったのでした。

しかしこの縦走路、約300mアップダウンを繰り返しながら降りて460mを一挙に登るというルートであり、しかもこれを往復しようと言う計画だったのです、ひぇーーーっ。

天候はちょっと高曇りですが雨の心配はなさそうです。展望には影響が無いようでしたが、ただ風が結構強く、長時間の山行には影響しそうでした。

Bコースのきつい登りを終えて842mピークに立つと先週同様、増毛山地がくっきりと見えています。いつもなら大声をあげるおっさんとおばさんは「いいなーーーぁ!!」と静かに呟いたのです。何故でしょう、、、、そーーーなんです、今日はまだまだこれから、縦走路を踏破するというメインイベントが待ち構えているのです
休憩もそこそこに神居尻山山頂を目指して、片側が落ちこんでいる急斜面の階段をエッチラコッチラと登ります。
と、道端にエゾノハクサンイチゲが群落をなしていて・・・・・思わずおっさんのデジカメシャッター音が鳴り響くはず、はずだったのですがーーーぁ!!なんと風が、強風がーーーお花はまるで撮影されるのをいやがるように、一段と激しく揺れるわけで、絶好のポジションでカメラを持って構えているのですが、、、あーーー待つこと5分あまり、、、おっさんはついに1枚の写真であきらめたのでした、、、グスン!

山頂への急斜面
山頂への急斜面にはりつくように階段が続く

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