下の土場(登山口)〜尾根とりつき

午前7時、下の土場(登山口)を出発です(トイレあり)。約7分くらい歩くと上の土場につきます。ここまで車が入れますが乗用車タイプでは無理でしょうね。まあ、近いですから無理せずが無難です。

まずはオピリネップ川の橋を渡り、作業道跡を淡々と進むと、また丸木橋があります。今回はこの橋は滑りそうでしたので、近くを渡渉しました。

橋を渡る
最初の橋

ここからは左岸沿いにどんどんと進みます。笹が被っていたり、川が近づくと岸をへつり気味に通過したり、大きな岩を慎重に通過したり、、、

そんな登山道ですが踏み跡とテープ等をしっかりと確認しながら進むと、概ね問題は無いでしょうね。でもこの時期は落葉で踏み跡の確認がしづらいところもありますので、注意です。

川岸をへつり気味に

午前7時49分、尾根とりつきへ到着です。

それにしても暑い、無風快晴、この時期にしては暖かい1日のようです。ここで15分ほど休憩、しっかりと食料、水分補給をしました。とにかくここからは標高差約800mの延々と続く登りが待ち構えているのですから・・・

「さあ、出発しますか〜〜〜」おっさんは力無くザックを背負いました。

尾根とりつき
尾根とりつき

尾根にとりついて間もなく「ようこそ・・・ポロシリ熊公一同」などと書いた看板があります。まあ、あまり歓迎されなくても良いのですが・・・

笹を被った登山道を2,3回大きくジグをきりながら進むと、いよいよ直登の始まりです。先行は若い二人組みの男女、快晴無風の登山道はとにかく、暑い「暑いよ〜〜〜」先行する二人組が大声を張り上げています。

おっさんとおばさんも汗だらだら、ゼイゼイハアハアモード・・・「ちょっと休もう」おばさんがザックを下ろしました。ゴクゴクと水分を補給します、「もっと水を持ってくれば良かったかしら・・・」「大丈夫だよ、距離的にはそんなに長くは無いから、、、急登ってことはそれだけ高度を稼げるってもんさ」

急登

登山ものがたり
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