昆布岳(1045.1m)山頂へ??

こうなったら行くしかないでしょ、と言うわけでがんばってコルから急斜面をジグを切って登る。
新雪の下にクラストと言うほどではないが、固い雪面があって、滑って登りにくい。


アタック3

山頂への軌跡エッジを利かせて登るのですが、時々ズルーリ滑り足元が非常に不安定です。
ジグを切って登るということは急斜面でのキックターンが必要となり、かと言って下を見るとどこまでも落ち込んでいるわけで・・・

yamasダンナさんは
「ここは男の威厳だい・・・」とばかりに先頭を進みはじめました。おっさんが続きます。雪庇が張り出しているところを避け、グーーットまわりこんで南側斜面へ、傾斜は相変わらずキツく、ジグを切るのもままなりません。

ゼイゼイハアハア・・・あれれれっ??おっさんは、キックターンできずにもがいていたおばさんを救出すべく??
遂につぼ足に、yamas夫人もつきあって3人で1歩1歩急斜面を登りはじめたのでした。

比較的硬い斜面は以外と歩き易く、でもでも急登であり、おっさんの足はつりそうになったりして、ああ・・目の前に山頂が待っていて、

yamasダンナさんはスキーを履いたまま遂に山頂へ立ちました。手を振っています、
決して「ワーーイ!!」などとハシャガナイ、シャイな人なのです、ウッフィーイ〜〜。

おっさんは
「もう少しだ、もう少し、もう少しだよーーーぉ〜〜」と自分に言い聞かせるようにジンタカジンタカ、苦しみながら登っていったのでした。
そしてそして遂に昆布岳山頂の人へ・・・12時10分でした。今日はどこまで登れるのかと半信半疑だった一行は思わず
「バンザーーーイ」と叫び、握手握手・・・・

山頂記念写真風がないので早速そこでお決まりの山頂ビールの儀式を済ませて食事。

いや〜あ〜、本当に ここまで登れるとは。感謝感激です。ちょっと曇っていた空もだんだん晴れて、有珠山の噴煙まで最後には見えた。

さて、1時、下山開始。ダンナは山頂からシールをはずして滑降開始。
「カッコイイ− 」などと声がかかっている。ここは一人舞台だぁ〜〜。

他の人はスキーーデポ地点までツボ足で降りて、それぞれ好きなところでスキーをつけて適当なところまで下がってシールを外してから滑降開始。


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