エッジを利かせて登るのですが、時々ズルーリ滑り足元が非常に不安定です。
ジグを切って登るということは急斜面でのキックターンが必要となり、かと言って下を見るとどこまでも落ち込んでいるわけで・・・
yamasダンナさんは「ここは男の威厳だい・・・」とばかりに先頭を進みはじめました。おっさんが続きます。雪庇が張り出しているところを避け、グーーットまわりこんで南側斜面へ、傾斜は相変わらずキツく、ジグを切るのもままなりません。
ゼイゼイハアハア・・・あれれれっ??おっさんは、キックターンできずにもがいていたおばさんを救出すべく??遂につぼ足に、yamas夫人もつきあって3人で1歩1歩急斜面を登りはじめたのでした。
比較的硬い斜面は以外と歩き易く、でもでも急登であり、おっさんの足はつりそうになったりして、ああ・・目の前に山頂が待っていて、
yamasダンナさんはスキーを履いたまま遂に山頂へ立ちました。手を振っています、決して「ワーーイ!!」などとハシャガナイ、シャイな人なのです、ウッフィーイ〜〜。
おっさんは「もう少しだ、もう少し、もう少しだよーーーぉ〜〜」と自分に言い聞かせるようにジンタカジンタカ、苦しみながら登っていったのでした。
そしてそして遂に昆布岳山頂の人へ・・・12時10分でした。今日はどこまで登れるのかと半信半疑だった一行は思わず「バンザーーーイ」と叫び、握手握手・・・・
|