幌向川の源頭部をその山裾に持つ幌向岳(836.3m)を知ったのは、昨年のt@旭川さんからの情報であった。栗沢町の万字から長い林道を辿って大展望を〜、掲示板に美しい写真を貼りつけていただいた。今年は行ってみようかと思っていたところ、ネット友であるJAJAさんが登ったとのこと! その報告を見た方が「東尾根からのルートもある」とJAJAさんのページに書き込みされていた。 |
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高低差がほとんど無い林道は夕張川の支流に沿って進んでいた。ある程度の幅をもった林道で歩き易いのだが、右側の沢は結構深く、左の山側には樹枝に積った大きな雪塊があちこちに見うけられた。このところ暖気が続いていたし、今日も気温が上がりそうである。万が一落下して直撃でもうけたら、、、あるいは小さな雪崩でも誘発したら大変である。そんな個所は一人づつ離れて足早に通過するようにした。(そんな予想が当ってしまったのが帰路撮影の左下の写真で、ちょうど往路のトレース上まで雪塊が落ちて来ていた) |
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時々地図を見るのだが、トレースはしっかりと尾根上を進んでいて、やがて二手に分かれた。ひとつはそのまま林道に沿って進んでいる登りトレース、もうひとつが林道と別れて尾根に忠実な方向の下りトレース。 |
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小さなポコを越えたり、細い樹林をかわしながら徐々に高度を上げて行くと、背後に広がる展望を感じて思わず振り向く。薄い青空の下には霞んだ山々が広がっているようだ。どうやら予想外の雲も流れていて風も強いようである。「ちょっと微妙かなぁ!!」とため息をつきながら登って行くと、今回のルートで一番の急斜面となる。 |
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