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行雲の滝2001年7月20日(祝)おっさんが仕事から帰宅すると、あたふたと車に飛び乗り、一路白滝高原キャンプ場へ、、、、、、約220km、22時駐車場へ到着です。
すぐにビールを飲み干し?お休みモード!!

さて、翌朝6時10分登山口出発です。
昨年は6月25日に登り、年に何回かというほどの素晴らしい展望に恵まれ、花さんたちとも楽しい語らいの場を持つことができたのですが、しかししかし、念願の
タカネシオガマには出会えず、今年こその思いでの再挑戦となったのでした。

この日も暑い一日でした。夫婦滝、行雲ノ滝を過ぎて冷涼ノ滝へ6時40分、涼感タップリな落下する水を見ながら
「ああ〜〜今日は会えるのかなぁ〜〜タカネシオガマ!!」「大丈夫よ、きっと待っててくれるわ」おばさんの言葉におっさんは大きくうなずいたのでした。

第一雪渓
第一雪渓

缶コーヒーを飲みながらさて冷涼ノ滝を過ぎると、いよいよ登りがきつくなってきます。
汗をタラタラ流しながら進むとやがて「第一雪渓」があらわれました。さすがにこの時期ともなるとすっかり雪も融けて、スプーンカットの雪面をチビッと歩くと、すぐに登山道に戻りました。

この頃からいよいよお楽しみのお花さんたちとのご対面が始まります。「エゾコザクラ」「チシマキンバイソウ」「アオノツガザクラ」「モミジカラマツ」などなど・・・・・・
「ああ〜〜遂にはじまったぞお〜おぉぉ〜」ひさびさおっさんの叫び声があたりにコダマしたのでした。

おばさんも缶コーヒーを飲みながら高ぶる気持ちを押さえていたのです。
ちょっと怪しげな雲がちらついていました。支湧別方面の山並みは昨年とは違い、雲に包まれていました。「去年は素晴らしい展望だったけど、今年は無理だろうね。まあ花だよ花、今年はハ、ナさあぁぁ」おっさんはそう自分に言い聞かせていました。

さあ8時15分いよいよ1737m標高点に立ちます。さあさあ、、、どうなんだ!!今年はどんな按配なんだ、、、、、おっさんは駆け上がりました。
そして思わず息を呑んだのでした!!

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