2003年4月5日(土)天気予報は晴れ、おっさんとおばさんは浜益村幌を目指して車を走らせていました。 今回は浜益御殿へ登りさらに雄冬山まで足を伸ばそうという計画だったのです。おっさんのあてにならない予想では、「雪質はザラメ」滑りは堪能できる筈、問題はただ一つ、林道をどこまで車で入れるのか」という事でした。せめて標高284.7m地点の先くらいまではなんとかぁ・・・ そんなおっさんの心配をよそに??、幌から中学校前を通りぬけ約500mほど進んだ果樹園への分岐地点、、、あららら・・・目の前の林道に積もる雪、雪、、、とても車では進入できる状態ではありません。手前の駐車帯へ車を止めて「あ〜〜〜しゃーないなぁ〜〜〜ここからじゃ尾根とりつきまで約6kmもあるよ、 はい、予定変更!雄冬山は止め、浜益御殿まで」とあっさりと予定変更してしまう二人だったのでした。 |
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午前6時15分スタートです。 林道を淡々と進みます。クネクネと蛇行しながら登って行く林道、ショートカットも考えたのですが、とにかく尾根へとりつくまではあまり体力を消耗したくない、なるべくなだらかにと林道にほぼ忠実に登っていったのでした。 風も無く、朝日が昇り雪面を照らしだし、、、単調な林道歩きは続くわけであり、、、 |
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約1時間強で284.7m地点を通過し、やがて林道合流地点、ここでなんとなくスタート台にたったという感じになりました。 やがて前方には朝日に輝く浜益岳と目指す浜益御殿が見えてきて「ほっりゃあ〜〜〜今日はサイッコーの天気だゼイ」などと大声をあげながら進み・・・ |
前方に浜益御殿(左)と浜益岳が見えて来る |
そして遠く東側には鋭鋒群別岳とその南西尾根支峰1222m幌天狗が逆光にそのシルエットを浮かべると、おっさんは「休憩、休憩」と叫びながらデジカメのシャッターを押すのでした。 そしてふと我にかえったおっさんとおばさんは、汗びっしょりの状態に気がつき、あわてて水分補給するわけであり、ミネラル補給するわけで・・・「こりゃあ今日はちょっと覚悟だな〜」おっさんはそう呟いていたのでした。 |
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