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２００５年１月２３日（日）午前４時３０分、札幌市内は雪が降り続いていました、昨夜から３０センチ以上は積っているようです。そんなまだ薄暗い雪道を、おっさんとおばさんは一路穂別に向かって車を走らせていたのでした。 高速道路は通行止めのようです。「こりゃあ今日はダメかもね〜〜〜天気予報は晴れだって言うのにさ！」おっさんはちょっとふくれて呟いたのです。国道２７４号線で長沼を通過するころから雪は止み、なんとか辺りの様子が確認できるようになってきました。そして紅葉山を過ぎると朝の日差しとなり、国道２７４号線福山ＰＡ手前から占冠穂別線を富内方面へ、約９ｋｍで林道「坊主山線」の看板！ その頃にはもうすっかり青空が広がり「やっぱしねぇ〜〜〜えっへっへ、青空だよねぇ〜〜〜」とニンマリとする二人！ |
 林道入口 |
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そして林道には車の轍がしっかりとついていて、「行っちゃえ〜〜〜」とばかりに沿って進んでいったのですが、轍からちょっとでも外れるとタイヤはズルーリとスリップ、しかも車の向きを変えることも出来なく、 「どうしよう〜〜〜どんどん行っちゃうけどぅ〜〜〜ちょっとまずいんじゃないの〜〜〜」と不安そうに車を下りたおっさんは、すぐ先にあった「Ｐ」の標識を見つけ「とりあえず除雪するしかないっかぁ〜〜〜」 既に林道を１ｋｍも登ってきているのですから、とてもバックで戻れる距離では無く、、、あぁ〜〜〜おっさんとおばさんは札幌では除雪せず、穂別町で除雪していたのです！！！ 幸いなことに積雪量が比較的少ないためか、地面はしっかりとした固い雪で覆われていました。このあたりはついていますねぇ〜〜〜 この林道ですが狩猟をされている方々がジープで乗り入れている轍がついていました。でも乗り入れないほうが無難です、、、なんとか車を止めるスペースは作りましたが、大変でした。 |
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さて、駐車スペースは標高２７４ｍ地点の少し先でした。地図にちらっと？目を通して二人は林道の轍をどんどんと進んで行ったのです。おっさんはどうにも自分のペースが上がらないことに気がついていました。少し歩いては俯き、上を見上げてはため息〜〜〜うーん、どうやら日頃の疲れが・・・そして出発前の除雪が・・・そう、そうなんです、おっさんは繊細な人ですからしてぇ〜〜〜 １０分ほど歩いて何気なくＧＰＳを確認したおっさん！ 普段は頻繁には見ないのですが、、、何故か気になって〜〜〜「あっれーーーとんでもない方向に来ているぞ〜〜〜地図の林道と全然違うんだから、、、出発地点をきちっと確認しなかったんだぁ〜〜〜」二人は慌てて林道を少しだけショートカット！ でもその林道はひたすら当初のルートに向かっているわけであり、、、ラッセルは不要なわけだからぁ〜〜〜おっさんはそう自分に言い訳していたのでした。 |
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おばさんは快調でした。何と言ってもこの日は誕生日、そして自分から天気予報等を見ながら決めた山、そしてこの青空なんですから、鼻息が荒いのも無理がありません（ズーズー？？） それにしても何処まで続くのかこの車の轍、、、歩き易いような歩き難いような〜〜〜ま、いっかぁ〜〜 |
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