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この急斜面を登りきるころには、上空の青空は一段と輝きを増し、真っ白な雪面には木々の影絵が繊細に描かれるわけであり、そんな一瞬は決して逃さぬおっさんは、しっかりとデジカメを構えるわけでありぃ、、、 |
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そして木々が途切れて視界が開けると、彼方には待ってましたとばかりにうっすらと羊蹄山が浮かび上がり、「いいねぇ〜〜〜これだよこれ、」一行は喜びの叫び声をあげながら立ち尽くすわけでありぃ、、、 |
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８８６．８ｍ標高点の裾を巻くように、おばさんは進みはじめ、真っ白な斜面と青空のコントラストは一段と輝きを増し、遠くにはまるで定山渓天狗岳かと思われるようなピークが顔を出し「いやいや、違うよねぇ、、、あの位置には見えないよねきっと・・・」 |
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もっと下を巻く筈だったのですが、調子に乗ってついつい結構上まで登ってしまい、決して途中のピークは狙わずに楽をしようよと言う一行はあわてて一旦下りました。シールのついたスキーは滑りづらいですよね、安全を期してウルトラボーゲンもどきです！ さて、次は約９１０ｍの二つのポコの間を進みました。ここを過ぎるときっと山頂が見えて来るでしょう。一行の期待は膨らみます。 |
 二つのポコの間を進む |
