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2004年3月28日(日)午前7時50分、おっさん&おばさん、koyaさんとcountrymanさんの4名は赤井川村の余市川に架かる、落合橋のたもとを林道に沿って歩き始めました。

目指すは阿女鱒岳、この山は一昨年yamaonさんと計画したのですが、黄砂と悪天候で断念していたのです。天気予報は晴れマーク、天気図も申し分無し、前週の喜茂別岳のような天候急変もなさそうです。

林道を出発

おっさんは先頭を歩きながら、林道をショートカットする地点を探していました。しかし雪がとけて斜面の木々も結構顔を出し歩きづらそうで、、、「まあ、最初から汗だくは無いよね、ゆったりと行きますかぁ」とばかりにしばらくは林道に沿って進むことにしたのです。

上空には少し雲が流れています。中山峠経由で来たkoyaさんは「いっやぁ〜〜〜羊蹄山とかニセコ方面がクッキリでしたよ〜〜」と言うのです。「じゃあこっちもこれからだよね、きっとこれからクッキリだよね」おっさんとcountrymanさんは雑念を払うかのように口をそろえて言ったのです。

なだらかな斜面を進む

なだらかな林道が左へ大きく曲がりきり、沢地形へと向かうあたりから尾根にあがりました。さあ、ここからは一直線に886.8m地点を目指してコンパスをきります。

広くなだらかな尾根、樹林帯を抜け、真っ白な雪原を歩きまた樹林帯へ、ちょっとたいくつな登りなのですが、そこはそれなりに「カバノアナタケないかなぁ〜〜〜」とか「シラカバ林がきれいだねぇ」とか「アーメーマス? あ〜見えます???」などと笑えるダジャレが飛び交うのでした。約1時間40分、突然ポッカリと林が切れて、送電線下に着きました。

いっやぁ〜〜〜それにしても暑い、アウターは歩き始めてすぐに脱いでいたのですが、上空からの日差しと雪面からの照り返しが強く、少しずつ何回もミネラルドリンクを補給しながらの山行となったのです。

まだ全行程の半分も来ていません、とにかく長いルートですね。この日のように見通しのきく時は良いですが、視界不良等の時にはしっかりと方向を確認しながら進まないと怖いルートでもあります。

送電線下

送電線を過ぎると再び樹林帯となり、小さな起伏を乗り越えながら進むと、やがて前方には急斜面が立ちはだかり、久々のきつそうな登りに喜びを隠せないかのように、ウキウキしながら(本当かな?)、ゼイゼイモードで登って行く一行だったのです。

あらら、、、ユキウサギもちらっと姿を見せながらも素早く立ち去って行きました。

急斜面を登る

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