1999年8月28日、花の百名山で知られている夕張岳へ向かいました。夕張岳は7月25日林道ゲートに阻まれ断念したのですが、花の季節が過ぎたとは言え登頂の意欲を断ち切れず、再度挑戦する事にしたのです。今回は事前に夕張市へ連絡し、情報を確認しておきました。「林道ゲートは閉じられているが、鍵はかけられていないので、入山可能」とのことでした。 |
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歩いて間もなくヒュッテへ向かう「馬のコース」と、「冷水コース」の分岐にぶつかりました。登りは冷水コースを行くことにしました。ゆるやかな登りから始まり、次第に傾斜がきつくなってきます。「先週末は登らなかったせいかな?」などと勝手に思いながら、でもきついんです。少し登っては休み、休んでは登り、そのうちやっとペースがつかめてきました。順調に高度をかせいでいきます。 7時50分、冷水の沢到着です。ここでは7、8名の方が休んでいましたので、私達はそのまま馬の背分岐を目指しました。第二の水場「前岳ノ沢」を過ぎると傾斜は比較的ゆるくなり、8時05分馬ノ背分岐へ到着です。分岐の左手は「石原平」と書かれており、シラネアオイの群生地になっていましたが、もちろんもう咲いてはいません。目の前には「滝ノ沢岳1352.8m(通称姫岳)」が美しい姿を現わしました。「うーーーん!!!だんだんいいぞーーー!!」などと訳のわからない事をつぶやき、10分ほど休んで出発です。傾斜はまたまた急になり、そして目の前には「前岳1501m」がすごい迫力でせまってきます。 |
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8時20分望岳台到着です。 |
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