つらい岩れきの山!

ここからは、いよいよ登りらしい登りの始まりでした。林の中を少し登ったところに、伏流水が現われました。小さな水たまりなんですが、水の流れる音だけが聞こえてきます。ちょっと不思議ですね。
林の中は大小の岩がごろごろしていました。9時10分、岩れきの斜面にたどりつきました。

広い岩れきの彼方にはアンテナが見えています。岩につけられた赤いペンキのとおり登っていくのですが、結構な急登のうえに、さまざまな岩れきで足場が不安定、おまけに上を見上げると延々と岩れきが続いていて、ちょっとした緊張とつらい瞬間でした。
約20分の勝負でした。夏の暑い日は照り返しが強烈でしょうし、雨の日は滑るでしょうし、いづれにせよ十分な注意が必要ですね。


岩れき登り

広大な岩れき

霜柱と雪を踏みしめて

ケルン

ここを登りきると、あとはもうつらい所はありません。このあたり迄来ると、さすがに霜柱が目立ち登山路の両側にはうっすらと雪が残っていました。

9時52分、大きなケルンの立つコブに到着です。ここからの展望は最高でした。でもとりあえず山頂を目指し、車道へ出てスタコラサッサ!!各放送局のアンテナと中継所を見ながらスイーー!!リフトやゴンドラを見ながらホイホイ、10時ちょうど山頂到着です。

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