おっさんは 迷リーダー??「オロフレ山と来馬岳」

1999年10月10日(日)わが家の引っ越しもそこそこに、おっさんとおばさんは朝5時30分札幌を出発、天気は上々です。
支笏湖へ向かうと恵庭岳の頂上が朝日に輝いています。「ああ、今日は最高の展望だろうな。恵庭岳へ登ろうか?」迷いました。でもオロフレ山は今年3回トライして悪天候のため断念しているんです。「山は逃げない」オロフレ山へ向かいました。

オロフレ山(1230.8m  標高差300m)

やっと、たどりついたオロフレ峠、今日は大丈夫です。羊蹄山もバッチシと見えています。「これは今日こそ、いいぞおおお!!!」と、おっさんのトーンは一段と高くなったのでした。
7時53分、登山口出発です。まだ時間が早いせいか、静かな山行です。ゆったりと登っていくと羅漢岩につきました。8時7分です。


登山口

羅漢岩

ここはちょっと緊張させるところでした。目の前には大きな崖、そして右側がスッパリと切れ落ちているんです。おっさんは高所恐怖症ですが、今回はなんとなくクリアしました。
羅漢岩を過ぎて、もう一つの小岩峰にかかるころから、山頂が堂々と見えてきます。すごく遠く感じます、それほど大きく見えるんです。小岩峰を過ぎると、羊蹄山や倶多楽湖が見えてきます。登山道の両脇には紅葉した草花たちが輝いています。きっと花の季節にはシラネアオイの大群落と、さまざまの花で彩られるのでしょうね。
「なかなか、いいぞお!!!」おっさんは又々例の調子でつぶやいたのでした。

切れ落ちた登山道

オロフレ山山頂を望む

登山ものがたりTOPへ

次のページへ

HOMEへ