初対面登山隊 大平山へ登る(1191m)

大平山
大平山の全景(カニカン岳より)
写真提供:函館市 佐々木さん 

1999年8月7日、今回の登山隊はインターネット上で知り合った人達8名
函館のSakagさんをリーダーに、札幌の「かわさん、YOSHIOさん、Hさん」、函館の「Sさんご夫婦」そして「おっさんとおばさん」の初対面登山隊でした。
Sakagさんから大平山お誘いメールをいただいた時、「おっさんとおばさん」は、こおどりしました(ヒョイ!!ヒョイ!!)でもーー登れるかな?うれしさ半分、不安が半分!!!
大平(オビラ)山、それはガイドブックにもそのコースが紹介されていない、でもあの「オオヒラウスユキソウ」が分布している山なのです。アルプスのエーデルワイスに一番近い種類と言われているこの花は大平山と崕山でしか見ることが出来ません。しかも、崕山は今年から入山禁止となりました。

午前8時ちょっと前に島牧村の宮内温泉駐車場へ集合、まずは全員で自己紹介。メールやお互いのホームページで知っていましたので、何も抵抗もありません。そして2台の車に便乗して、通行止めゲート前へ。
まずは元気なうちに記念写真バッチグーー!!


ゲート

元気な記念撮影

8時00分登山口へ向けて出発です。前日降った雨は、うそのように晴れ上がっています。林道を歩くこと約30分、木に赤いテープのぶらさがっただけの登山口へ到着です。うっそうとした木々に囲まれた、涸沢を歩きはじめます。でもすぐに急登となり、あとはもう登り、急登、登り、急登。石灰岩の山らしく時々あらわれる白い岩石。滑ります、登ります、急登です、汗が噴き出ます。
約2時間の格闘のすえ、尾根らしい所へ出ました。太陽が燦々と輝くなか、黒松内方面の山々が目の前にドーーンとひろがりました。「すっごーーい、深ーーーい山並み」という印象でした。そして予想通り強烈な日差しが照りつけてきたのです。


木々の深い沢道

黒松内方面の山々

登山ものがたりTOPへ

次のページへ

HOMEへ