すっかり出遅れた感のある今シーズンの山登り、少しずつペースを上げようと思っているのだが～なかなか思い通りには行かない。しばらくは近郊の低山巡りになりそうだ。6月7日に馬追丘陵の長官山を歩いたが、その約2週間後の6月20日（土）に再び丘陵を訪れた。早春の頃にはエゾエンゴサクを愛でながら、馬追名水のあるＦ地点から何度か瀞台に登っているのだが～今回は遊歩道のＥ地点から瀞台を目指すことにした。 さて、遊歩道のＥ地点について～途中の案内標識などにはコミュニティーセンター口と表示されている。これはどうやらながぬま温泉のあるコミュニティー公園のことを指していると思わる。但し、Ｅ地点から1km以上離れている。登り口付近の道路が大きくカーブしたところに車が2台ほどおけるスペースがある。 遊歩道入口の階段を上がってすぐに樹林帯へ入っていく。笹の刈分け路をしばらく進み～やがて階段を下って沢地形を進むことになる。周辺を覆うシダ植物がより深淵なムードを感じさせる。沢の水量は少ないので問題なく渡ることができた。

馬追自然の森遊歩道のＥ地点　（馬追コミュニテｲセンター口）

美しい沢地形を渡り

クルマバツクバネソウ ツクバネソウ フタリシズカ チシマアザミ

もうひとつ小さな沢を渡り、さらに緩やかな上りが続く。「クックック」、、、「あっ、エゾリスだよっ」おばさんが指差す。エゾリスは警戒音を発して木の幹にしがみついていた。ザックからコンデジを取り出してシャッターを押した瞬間、木の上に走り去った。 遊歩道脇に咲く花々は～クルマバツクバネソウやツクバネソウが終盤、フタリシズカやチシマアザミが見頃を迎えていた。そしてやや終盤ではあったがサイハイランがあちこちに咲いていて、何度も何度もカメラを向けることになった。

あっ　エゾリスが！！！

サイハイラン

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