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2019年10月24日早朝、私達は三角山の山の手入口に到着。さすがにまだ時間が早いせいか数台の車がとまっているだけの静けさだった。早速装備を整えて午前6時50分スタート。ひと登りで尾根に出る。「わぁ~~~綺麗!」私達は一気に黄葉に包まれることになった。やや高曇り気味の柔らかい陽射しが降り注いでいたが~一面黄色の世界に飛び込んだ印象である。それは~「今日はきっと綺麗だぞ」そう思わせるに十分な光景でもあった。

ゆるやかな登りを経てこぶし平へ、分岐を宮の森入口方面に向かって進んで行く。今回の行程は、山の手入口から二人静かの散歩道経由で三角山へ、その後は「三倉の大下り」を下って稜線へ、大倉山、奥三角山と進むプチ縦走である。
宮の森入口からの合流地点の分岐を右へ、急斜面をジグを切りながら登って行くと~ほどなく「二人静かの散歩道」の標識を見る。ベンチもあって札幌市街を見ながらの休憩ポイントでもあったりと、この山を愛する方たちの心意気に触れる思いだ。


尾根に出ると一気に黄葉に包まれて


こぶし平から左の宮の森入口側へ


宮の森入口からの合流地点の分岐を右へ


二人静かの散歩道


サラシナショウマの果実


オオウバユリの果実

更に大きくジグを切って急斜面を登り切り~ゆるやかな登山道を進んで行くとやがて九の坂~四阿~さらに十の坂と登って三角山の山頂に立つ。展望はちょうど逆光となり、やや霞んだ印象だった。水分補給をしてすぐに下山開始。「三倉の大下り」を下って行くことになる。このネーミングも実に的を得ていて楽しい。しかしそれなりに一気の急斜面だ。慎重に下って行くのだが~このあたりから秋色がぐんぐんと広がり始めた。早速撮影モード満開である。


九の坂へ


四阿へ


十の坂を登り


三角山


「三倉の大下り」を下って行く





そして稜線に出ると・・・更に見事な秋色に包まれる事になった。「わ~~~っ」先行するおばさんが叫びながら進んで行く。ファインダーを覗き込むと、おばさんがまるで紅葉の中に溶け込むかのようだ。稜線上を忠実に進んでゆく登山道(自然歩道)には次々と秋色が展開される。上空からの日射しも段々強くなって、より彩りは増してくる。やはりこの時期の紅葉は日射しがあった方が圧倒的に輝きを増す。大倉山の少し先のベンチのあるお休み所からは~木々の間から奧三角山が見えていた。


稜線に出ると見事な秋色となり・・・












ベンチのあるお休み所から奥三角山を見る

ちょうどお二人の男性が懇談中だったので、私たちはそのまま急な斜面を下って~次のポコでザックを下ろして小休止。水分補給をしながらも~私は周辺の紅葉にカメラを向けた。「そろそろ行きましょう」おばさんの声を合図にザックを担ぎ上げる。周辺の紅葉をカメラにおさめながら~ワレ目を左に見て最終コル付近を通過。


急斜面を下って








コル付近にて

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