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札幌市南区の硬石山、東側に採石場のある山である。有志により登山道が整備されて登る人も多くなってきたようだ。三角点のある東峰は現在通行止めとなってしまったが、本峰である最高点には登ることができる。この山には昨年も同時期(11月7日)に登っていて、晩秋の雰囲気を堪能していた。今年の札幌近郊の紅葉模様からもう遅いかな?と思いつつも、好天予報に誘われて登ることにした。

2019年11月4日午前8時、登山口前のスペースには先行していると思われる車が2台、自転車が1台とめてあった。私も早速装備を整えて登山口をスタート、午前8時15分。今回の行程は東廻りコースから登って西廻りコースを下山する周回ルートだ。すぐに細い尾根の急登が始まる。足下に注意しながら一歩一歩慎重に歩を進める。やがて笹の刈分け道となって、いったん傾斜が緩む地点からは支笏湖方面の山々や木々の間から札幌岳や藤野周辺の山々が見えていた。


登山口


急な登りが始まって


登山道脇に目を移すとこんな斜度


笹の刈分け道となって


遠く紋別岳とイチャンコッペ山


木々の間から札幌岳が見えて、手前に藤野周辺の山々が

まだまだ続く急斜面~ひたすら耐えながら登って行くことになる。登山道には所々に標識が設置され、特に急な箇所には固定ロープが張られている。やがて通行止めとなっている三角点への分岐を右に分けて本峰(最高点)方面へと進んでゆく。


固定ロープの張られた急斜面


標識に導かれて


三角点との分岐を右に分けて最高点方面へ


三角点および見晴台方面は通行禁止

一旦少し下って小さなポコを登り~また下って本峰(最高点)とのコル付近の先に大きなミズナラの木を見る。「硬石山の大楢」だ。標識も設置されていて推定樹齢400年ほどの大木だ。近くにはこの他にも大きなミズナラの木があった。ここで前から来た単独の男性としばしこの山についての話しが弾む。
さて、ここから最高点まではもうひと登り、木々の間からではあるが札幌市街や藻岩山方面も確認できた。


最高点に向かって

最高点とのコルの先にある「硬石山の大楢」が見えて






本峰(最高点)までもうひと登り

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