2019年5月25日(土)午前7時、神居尻山のBコース登山口の駐車場に到着。既に3台の車が止まっていた。私達が装備を整えているうちに次々と車がやって来る。「天気も良いし、人気の山だからね」そう言いながら登山口へ、午前7時30分。 入山届けを提出して登山道へと進んで行く。始めは緩やかな登りもやがて階段登りが始まると尾根に向かって標高差約450mほどの急登だ。息を切らせながら慎重に進んで行くことになる。後続の人達に進路を譲りながら~私達はいつも通りのゆっくりペース。登山道周辺に咲き始めたオオカメノキの白い花、そして一段と鮮やかな紅紫色が目に飛び込んで来る。ツツジ科の低木「ムラサキヤシオ」だ。ちょうど見頃で~何度も立ち止まりながらの急登を癒してくれた。シラネアオイはほぼ終盤だった。 |
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いよいよ階段登りが始まる |
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延々と続く階段登り |
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オオカメノキ |
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ムラサキヤシオ |
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シラネアオイはほぼ終盤 |
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今回の山行で見られた登山道脇に咲く花々では、ツルシキミが咲き始め、サンカヨウはほとんど終わっていたが何とかまだ花をつけていた可愛い株にカメラを向けた。ミヤマスミレがちょうど旬、この山域ではとても大型で色も濃い。群落を為して咲いているところもあった。存在感タップリのミヤマスミレである。オクエゾサイシンはほぼ終盤だった。その大きくなった葉が良く目についた。 |
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ミヤマスミレ |
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ヒメゴヨウイチゴ |
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咲き始めたばかりのヒトリシズカ |
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尾根に向かっての階段登りを終えて更にひと登り、この「ひと登り」がなかなか辛い。尾根の頭が結構遠く感じるところだ。やっと登り切って視界が開ける。先ほどまで木々の間から見えていた増毛山地がクッキリと浮かび上がる。「わぁ~」と思わず歓声をあげる瞬間だ。この山からの展望に関して言えば、これから何度もその姿を堪能することになる。 ザックを下して小休止、汗を拭い水分補給~立ち上がり次のポイントである842mピークに向かって歩き始める。周辺は美しい新緑に包まれていた、まさしく「春紅葉」である。そんな情景を楽しみながら~花々を愛でる尾根歩き。もう少しで咲きそうなハクサンチドリ、「これアイヌタチツボよね」おばさんがしゃがみ込みながら指差す。黄色はキジムシロやコキンバイ、そしてコミヤマカタバミも咲いていた。まだ綺麗に咲いていたシラネアオイを見つけてカメラにおさめる。 今回の山行で見たかったキバナイカリソウは、Bコースではちょうど見頃。下りに使ったCコースではほぼ終わっていた。メギ科の多年草で、その花も面白いが~大きな存在感のある葉が私達を惹きつける。 |
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が もうすぐ尾根へ |
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増毛山地がクッキリと |
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左奥に目指す山頂、右に842mピークを見て |
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美しい新緑に包まれた尾根歩き |
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キジムシロ |
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コミヤマカタバミ |
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まだ綺麗に咲いていたシラネアオイ |
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キバナイカリソウ | ||
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